2024年1月、金沢滞在中に訪れた福井県・越前和紙の里。
観光キャンペーン「迎車でGo!」を使って、越前の文化と歴史をめぐるひとり旅。
和紙の里から神社、美術館まで──冬の越前で感じたぬくもりと発見を綴ります。
迎車でGo!でお得に巡る、冬の越前・武生散策
2024年1月。
金沢滞在中、ずっと行ってみたかった「越前和紙の里」を訪ねたくて、福井県武生(たけふ)へ向かいました。
JR武生駅に降り立つと、和紙の里へ行くバスの待ち時間がかなり長く、ふとタクシー乗り場へ。
「タクシーで行くとどのくらいかかりますか?」と運転手さんに尋ねると、「観光キャンペーン『迎車でGo!』を使えば、主要観光地間を1回500円で巡れますよ」とのこと。
そんなお得なキャンペーンがあるとは知らず、すぐに駅の観光協会でチケットを購入しました。
越前和紙の里で過ごす、静かな時間
最初の目的地は、もちろん「越前和紙の里」。
ここでは、伝統的な紙漉きの文化や技術を間近で感じることができます。
卯立の工芸館、紙の文化博物館、美術館などを巡りながら、紙という素材がいかに奥深いものかを実感。写真撮影が禁止の場所も多かったため、心の中にしっかりと記憶に留めました。
紙を通して日本の美意識や手仕事の尊さを感じた、静かで豊かな時間でした。
紙祖神・岡太神社と大瀧神社へ
和紙の里から歩いて向かったのは、紙の神様「川上御前(かわかみごぜん)」を祀る岡太・大瀧神社。
紙業界の鎮守として知られ、越前和紙の歴史を語る上で欠かせない場所です。
冬の時期だったため、神社全体が雪や風から守るために“冬囲い”されており、見えない部分も多かったのが少し残念。
それでも、境内の空気は清らかで、厳かな雰囲気に包まれながら自然と心が落ち着いていくのを感じました。
「今度は春や秋にも訪れてみたい」と強く思いました。
“迎車でGo!”で巡る越前の名所たち
再び「迎車でGo!」を活用して、越前の文化をたっぷり堪能することに。
ナイフビレッジでは職人の技を間近で見学し、紫ゆかりの館や紫式部公園では平安ロマンを感じながら歩きました。
さらに、レトロな町並みが残るタンス町通り、そして「ちひろの生まれた家記念館」へ。
限られた時間の中で、思っていた以上に多くの場所を巡ることができました。
お得な観光キャンペーンのおかげで、交通費を気にせず自由に動けたことが本当にありがたく、心にも財布にも優しいひとり旅に。
新しい場所を訪れる楽しみと、人の温かさに触れた冬の一日でした。





















📍 後日 雪囲いが外れた 岡太神社・大瀧神社 を訪れた時の記事はこちら。


コメント