紅葉の山寺(立石寺)|10月末の色づきと奥之院まで駆け足で往復

10月末の紅葉と山寺の納経堂 山形

2025年10月末。紅葉の時期を迎えた山寺(立石寺)を訪れました。 前年12月にも山寺を歩いていますが、今回は山寺観光協会を通して事前にガイドを申し込み、9時26分ごろ山寺駅に到着する予定でした。

ところが、乗車していた山形新幹線が途中で長時間の運転見合わせに。 予定を大幅に変更して天童駅からタクシーで山寺へ向かい、13時ごろから約1時間半で奥之院まで往復することになりました。 10月末の紅葉の様子とともに、予定外の大幅遅延から山寺を歩いた一日をまとめます。


山形新幹線が大幅遅延|9時26分の山寺到着予定が崩れる

この日は東京駅6時12分発の山形新幹線「つばさ」に乗車しました。 予定では8時59分に山形駅へ到着し、JR仙山線に乗り換えて9時26分ごろ山寺駅に着くはずでした。

ところが福島から米沢方面へ向かう途中、前を走る普通列車のトラブルの影響で新幹線が停止。 車内では車輪の空転が発生したとの案内があり、その後も運転再開時刻が分からない状態が続きました。

この日は山寺観光協会を通してガイドを予約していたため、到着が遅れることを電話で連絡しました。 その後も運転再開の見通しが立たず、途中で3回ほど状況を伝えることに。

一度はキャンセルも考えましたが、ガイドさんからは、車輪の空転は山形では珍しくないこと、そのうち動くだろうという話があり、「今日は予定がないので山寺駅で待っています」と言っていただきました。

ようやく運転が再開し、山形駅を通ったのは12時17分ごろ。 当初の予定から3時間以上遅れていました。

山形駅では降りず天童駅へ|タクシーで山寺に向かう

ここで予定していた山形駅から仙山線への乗り換えをやめ、そのまま新幹線で天童駅まで行くことにしました。

この方法を思いついたのは、前年に山寺を訪れたときの経験があったからです。 前年は「どこかにビューーン!」で天童駅が行き先になり、山寺へのアクセスを調べた際、以前は天童から山寺へ向かうバスが運行されていたことを知りました。 そのときに、天童から山寺までの距離が比較的近いことも確認していました。

そこで新幹線の車内からタクシー会社へ電話し、天童駅から山寺駅まで乗せてもらえるよう手配。 天童駅で新幹線を降り、そのままタクシーで山寺へ向かいました。

山寺駅に着いたのは13時ごろ。 朝から何度も連絡していたガイドさんと、ようやく合流することができました。

13時ごろ山寺に到着|ガイドさんと奥之院を目指す

帰りは14時55分発の仙山線に乗る予定だったため、山寺で使える時間は約1時間半。 ガイドさんと一緒に、根本中堂から山門へ進み、奥之院を目指して石段を上りました。

今回案内してくださったのは女性のガイドさんです。 70歳を超えていると伺いましたが、時間が限られていたこともあり、かなり速いペースで石段を上っていきます。 私も写真を撮りながら、その後を追いました。

姥堂|ここから上を極楽とする「浄土口」

急いで歩いていた中でも、ガイドさんが「ここは大事なところだから」と足を止めて説明してくれた場所が姥堂です。

姥堂には奪衣婆の石像が祀られ、ここから下を地獄、上を極楽とする「浄土口」とされています。 かつては近くの岩清水で身を清め、古い衣服を奪衣婆に納め、新しい衣服に着替えて上へ進んだといいます。

そこからさらに石段を上り、石塔や石仏が残る参道を通って仁王門へ。 前年12月には雪や凍結した足元を確認しながら慎重に歩いた道ですが、今回はまったく違うペースで上っていきました。

10月31日の紅葉を見ながら山寺の上部へ

10月31日の山寺は、山全体が紅葉に包まれているという状態ではなく、まだ緑の木々も多く残っていました。 一方、石段を上っていくと赤や黄色に色づいた木々も増え、岩壁や堂宇と紅葉が重なる場所もありました。

上部からは山寺駅や門前町を見下ろすことができます。 このあと14時55分発の電車に乗る予定だったため、景色を眺めながらも時間を確認して先へ進みました。

開山堂や岩の上に建つ納経堂の周辺でも、赤や黄色に色づいた木々を見ることができました。 同じ山の中でも、場所によって紅葉の進み方に差があることが分かります。

奥之院は一人で参拝

ガイドさんは奥之院の少し手前まで一緒に上り、「奥之院は一人で行ってきて」とここで休憩。 私はそのまま石段を上り、奥之院を参拝して戻りました。

再びガイドさんと合流し、今度は山寺駅へ向かって下ります。 約1,000段の石段をここまでの速さで上り、さらに下山まで案内してくださったことには驚きました。

約1時間半で往復|14時55分発の仙山線へ

来た道を下り、麓へ戻ったのは14時30分ごろ。 13時ごろに山寺駅へ到着してから、奥之院まで上って戻るまで約1時間半でした。

予定外の大幅な遅延で山寺に滞在できる時間は短くなりましたが、ガイドさんのおかげで奥之院まで参拝することができました。

山寺駅へ戻り、14時55分発の仙山線に乗って山形駅へ向かいました。

どこかにビューーン!で新幹線が大幅遅延|JRE POINTはどうなった?

今回の新幹線は3時間以上の大幅な遅延となりました。 通常のきっぷではなく「どこかにビューーン!」を利用していたため、遅延した場合にJRE POINTがどのように扱われるのかも気になっていました。

私の場合は特別な手続きをすることなく、後日ポイントが自動で戻ってきました。 最初に利用したポイントの半分が戻り、さらに後日、残りの半分も戻され、最終的には利用したポイント全額が返還されました。

これは2025年10月31日に私が利用した際の対応です。 遅延時の取り扱いは状況によって異なる可能性があるため、同様のケースではJR東日本の案内も確認してください。

山寺(立石寺)アクセス情報

所在地:山形県山形市山寺4456-1
最寄駅:JR仙山線 山寺駅
山寺駅から立石寺の参拝道入口までは徒歩約10分です。

今回は列車の大幅遅延により天童駅からタクシーを利用しましたが、通常は山形駅からJR仙山線で山寺駅へ向かうことができます。

山形県のJR仙山線山寺駅の駅舎
大幅な列車遅延のため、予定より3時間以上遅れて13時ごろ山寺駅に到着しました。
山寺・立石寺の石柱と登山口
山寺・立石寺の登山口。ここから奥之院へ向かって石段を上ります。
山寺・立石寺の奥之院へ続く石段
帰りの電車まで時間が限られていたため、ガイドさんと速いペースで石段を上りました。
山寺・立石寺の参道にある姥堂
ガイドさんが「ここは大事な場所」と足を止めて説明してくれた姥堂。ここから下を地獄、上を極楽とする「浄土口」とされています。
山寺・立石寺の石段の先に建つ仁王門
石段を上って仁王門へ。ここを越えてさらに山寺の上部へ進みます。
10月末の山寺で岩壁を彩る紅葉
10月31日の山寺。まだ緑が多く残る中、岩壁の周辺では赤く色づいた木々も見られました。
五大堂から見下ろしたJR山寺駅と仙山線
五大堂から見下ろした山寺駅。14時55分発の仙山線に間に合うよう、時間を確認しながら歩きました。
紅葉に囲まれた山寺の納経堂
岩の上に建つ納経堂。周囲には赤く色づいた木々も見られました。
山寺・立石寺の奥之院
奥之院の少し手前でガイドさんと別れ、最後は一人で石段を上って参拝しました。
紅葉した山寺の山腹に建つ五大堂
下山後に麓から見上げた山寺。紅葉した山腹に、先ほどまで歩いていた五大堂が見えました。
木造のベンチが並ぶJR山寺駅の待合室
14時30分ごろ山寺駅へ戻り、14時55分発の仙山線で山形駅へ向かいました。

❄️ 冬に歩いた山寺

前年12月にも山寺(立石寺)を訪れ、奥之院や五大堂まで歩きました。
雪の残る石段や凍結した場所の様子、冬の山寺を実際に歩いたときの足元について紹介しています。

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