東京発ひとり旅|名古屋城と熱田神宮をめぐる冬の城下町さんぽ

愛知

2024年2月。何度も訪れている名古屋で、今回は初めて名古屋城へ。
天候や花の見頃に合わせて予定を変えるのも、ひとり旅ならではの自由。
梅やオオカンザクラが彩る城下町と、熱田神宮で感じた静かな時間を綴ります。


2024年2月。何度も訪れている名古屋ですが、今回は初めて名古屋城へ向かいました。実は当初の予定は「農業センターの梅」を見に行くはずだったのですが、台風並みの強風と、先週が見頃だったというニュースを見て、来年に持ち越すことに。

予定を変えて訪れた名古屋城。天守閣は残念ながら閉館中でしたが、想像以上に多くの訪日客で賑わっていました。写真撮影を頼まれることもあり、海外からの人気の高さを改めて実感。本丸御殿は混雑していたため入場は見送り、庭園で咲く梅とオオカンザクラをのんびりと鑑賞。青空と城壁の白、そして梅の香りが相まって、春の足音を感じる時間でした。

旅先で花の見頃や天候を合わせるのはなかなか難しいもの。それでも、名古屋城で思いがけず梅とオオカンザクラを楽しめたことに「これもまた良き旅」と思えるのが、ひとり旅の醍醐味です。

その後は、名古屋を代表するパワースポット「熱田神宮」へ。広い境内には観光バスで訪日客がここにも多く、活気に満ちていました。ひと通り参拝を済ませ、境内の外周を回り込むようにして「下知我麻神社(しもちかまじんじゃ)」へ。

熱田神宮の賑わいとは対照的に、下知我麻神社は人も少なく、静かな空気が流れていました。木々のざわめきに心が落ち着き、旅の終わりにぴったりの穏やかな時間。

予定変更から始まった今回の名古屋の旅でしたが、思いがけない出会いと静けさの中に、自分らしい旅のかたちを感じました。

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