茨城県大洗町にある大洗磯前神社は、太平洋の岩礁に立つ「神磯の鳥居」で知られる神社です。 海岸から長い石段を上った先には、江戸時代に再建された社殿があります。
この記事では、神磯の鳥居に打ち寄せる波や拝殿の彫刻、境内で見つけた石像など、実際に参拝して見たものを紹介します。
偕楽園から大洗磯前神社へ
2025年11月28日、茨城県水戸市の偕楽園で紅葉を楽しんだ後、大洗町にある大洗磯前神社を訪れました。
偕楽園の出口で出会った女性と話しているうちに、大洗磯前神社へ一緒に行くことになりました。 北海道から訪れていた方で、二人のお子さんを育てながら通信制大学で学んでいるという話も聞きました。
偕楽園から一度水戸駅へ戻りました。 大洗へは鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で大洗駅まで行き、そこからバスに乗る方法もありますが、水戸駅に着いたとき、ちょうどアクアワールド・那珂湊駅方面へ向かうバスがありました。
少し時間はかかるものの、乗り換えずに行けるため、そのバスを利用することにしました。 大洗磯前神社のほぼ目の前にあるバス停で降り、海岸へ向かいました。
海岸の岩礁に立つ「神磯の鳥居」
大洗磯前神社では、まず海岸にある「神磯の鳥居」を見に行きました。 太平洋に面した岩礁の上に鳥居が立っており、周囲には次々と波が打ち寄せていました。
鳥居の周辺には砂浜が広がり、海岸では波打ち際を歩く人の姿も見られました。
神磯は、大洗磯前神社の御祭神である大己貴命と少彦名命が降臨したと伝えられる場所です。 856年(斉衡3年)、この地に二柱の神が現れたことをきっかけに、神社が創建されたと伝わっています。 海岸の岩礁に立つ神磯の鳥居は、神社の創建伝承と深く結びついた場所にあります。
岩礁に波がぶつかるたびに白いしぶきが上がり、鳥居の周囲の景色が変わっていきました。 白い鳥居の上には白い海鳥が2羽止まっており、最初は鳥居の装飾かと思いました。 しばらく海岸からその様子を眺めていました。
大鳥居と長い石段を上って境内へ
神磯の鳥居を見た後は、道路を挟んだ山側にある大鳥居へ向かいました。 大鳥居の先には長い石段が続き、その上に大洗磯前神社の境内があります。
参拝者は次々と訪れており、大鳥居の前にも常に人の姿がありました。 人が写り込まない写真を撮るのは難しいほどでした。
大洗磯前神社の拝殿と境内を参拝
石段を上りきると、大洗磯前神社の境内に出ます。 拝殿で参拝し、建物の造りや境内の様子を見て回りました。
大洗磯前神社には、大己貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)が祀られています。 現在の社殿は江戸時代に再建されたもので、本殿と拝殿は茨城県の指定文化財となっています。
拝殿は正面の赤い柱が印象的で、欄間には鳥や植物を題材にした透かし彫りが施されています。 神社の公式サイトによると、欄間の彫刻は全部で14枚あり、そのうち10枚を外から見ることができるそうです。
拝殿の前には、3匹のカエルが寄り添う石像がありました。 「無事にかえる」「物がかえってくる」「欲しいものがかえる」など、「かえる」に掛けた縁起物として紹介されています。
また、境内では座って本を読む二宮金次郎像も見かけました。 二宮金次郎像といえば、薪を背負って歩きながら本を読む姿を思い浮かべますが、こちらは座っている姿だったので、珍しく思い写真を撮りました。
石段の上から大鳥居と太平洋を望む
参拝を終えて石段の上から見下ろすと、眼下には大鳥居があり、その先に太平洋が広がっていました。
海岸から見上げたときとは異なり、石段の上からは大鳥居と海を一緒に眺めることができます。 神磯の鳥居を見てから境内へ上ったことで、海岸と神社の位置関係もよく分かりました。
参拝を終える頃には少しお腹が空いていたので、一緒に訪れた女性と周辺で軽く食べられるものを探しました。
参拝者が多かったので、周辺には饅頭や団子などを売るお店もあるかと思いましたが、歩いた範囲では見当たりませんでした。 道路沿いには食事処があり、境内に隣接する駐車場付近では農産物らしきものが販売されていましたが、気軽に食べられる軽食は見つかりませんでした。
大洗磯前神社へのアクセス
公共交通機関では、水戸駅から路線バスを利用する方法と、鹿島臨海鉄道大洗鹿島線で大洗駅まで行き、そこからバスを利用する方法があります。
今回は水戸駅からアクアワールド・那珂湊駅方面の路線バスに乗り、大洗磯前神社の近くで下車しました。 帰りも同じルートを利用しました。 乗車時間はやや長めでしたが、乗り換えなしで行けたのは便利でした。
バスの運行本数や時刻は変更されることがあるため、訪問前に確認することをおすすめします。











🍁 大洗へ向かう前に訪れた偕楽園
大洗磯前神社を訪れる前には、水戸市の偕楽園を散策しました。 11月下旬でも見頃だったもみじ谷の紅葉をはじめ、好文亭の襖絵や3階からの眺望、千波湖などを紹介しています。


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