福島県白河市には、南湖公園や白河小峰城などの見どころがあり、公共交通機関と徒歩を組み合わせて観光できます。
この記事では、実際に巡った場所や移動にかかった時間、白河小峰城の見学時間で気をつけたい点、夕方に立ち寄った白河ラーメンのお店などを紹介します。
新白河駅で途中下車|観光案内所で行き先を決める
2025年秋、JR東日本の「どこかにビューーン!」を利用して郡山方面へ向かう途中、新白河駅で下車しました。 東京から午後の新幹線に乗ったため、観光に使える時間は限られていましたが、せっかくなので白河市内を歩いてみることにしました。
駅の観光案内所で地図をもらい、南湖公園や白河小峰城への行き方を教えてもらいました。 また、白河の名物として、わらび餅がおいしいという「甘味処鎌倉」も紹介してもらいました。
駅構内には、白河だるまの展示がありました。 渡辺だるま店と佐川だるま製造所のだるまが並び、それぞれの顔立ちや意匠の違いを見比べることができました。
新白河駅からバスで南湖公園へ
最初に向かったのは南湖公園です。 新白河駅からバスに乗り、約10分で最寄りのバス停に到着。そこから5分ほど歩きました。
南湖公園は、白河藩主・松平定信によって整備された公園です。 訪れたときは紅葉の見頃にはまだ少し早く、湖の周囲には緑も残っていました。
湖面には空や雲が映り、雲の間から日が差すと水面が明るく見えました。 湖畔を歩きながら、時間の許す範囲で周辺を散策しました。
南湖神社を参拝|境内にある松風亭蘿月庵の門
南湖公園では、松平定信を祀る南湖神社にも参拝しました。 参道には石灯籠が並び、鳥居をくぐると拝殿があります。
境内には朱色の鳥居が立つ稲荷神社もありました。 また、木造の門と石碑が目に留まったのが、松風亭蘿月庵(しょうふうていらげつあん)です。
松風亭蘿月庵は、江戸時代に建てられた茶室で、現在は福島県指定重要文化財となっています。 もともとは別の場所にあり、移築を経て南湖神社の境内に残されています。
今回は入口の門を見ただけですが、茶室の内部も有料で見学できます。 見学を希望する場合は、事前に南湖神社へ連絡が必要です。
明治記念館のランプカフェ|立ち寄りたかった歴史ある洋館
南湖公園の近くには、明治記念館という洋風建築があります。 明治16年(1883年)に西白河郡役所として建てられ、後に南湖公園へ移築・復元された建物です。 現在は、その1階が「ランプカフェ」として利用されています。
建物の外観を見て、ぜひ中にも入ってみたいと思いました。 しかし、すでに午後の時間が進んでおり、このあと白河小峰城にも向かう予定でした。
ここでカフェに入るか、予定どおり先へ進むか、かなり迷いました。 結局、今回は時間を優先し、建物の外観だけを見て先へ進むことにしました。
甘味処鎌倉で黒ごまのわらび餅を購入
新白河駅の観光案内所でおすすめされた「甘味処鎌倉」にも立ち寄りました。 購入したのは、有機黒ごまを使ったわらび餅です。
お店では、わらび餅を一つおまけしていただきました。 持ち帰って自宅で開封すると、黒ごまがたっぷりまぶされていました。
わらび餅はとても柔らかく、おいしくてあっという間に食べてしまいました。 写真は帰宅後に撮影したものです。
南湖公園から白河小峰城へ|徒歩約45分の移動
南湖公園から白河小峰城へは、徒歩で向かいました。 移動には約45分かかりました。
途中は交通量の多い道路沿いを歩く区間が続きました。 観光名所が次々に現れる散策路というよりも、目的地へ向かうための徒歩移動です。
途中では、渡辺だるま店の建物も見かけました。 新白河駅で佐川だるま製造所のだるまと並んで展示されていたのを見ていたので、建物にも気づくことができました。
また、「白川城址入口」と刻まれた石柱を見かけました。 当日は目的地の白河小峰城を示すものかと思いましたが、白川城は別の城跡です。 白川城は搦目城とも呼ばれる中世の城跡で、今回は入口の石柱を見ただけで立ち寄っていません。
新白河駅から車を使わずに南湖公園と白河小峰城を巡る場合、この区間の徒歩移動に時間がかかることは、予定を立てるうえで注意したい点です。
白河小峰城へ|三重櫓と前御門を間近に見学
白河小峰城に到着すると、清水門の復元工事が行われており、三重櫓方面へは仮設昇降階段を利用するようになっていました。
三重櫓の内部見学はすでに終了していましたが、周辺の見学エリアには入ることができました。 前御門や三重櫓をさまざまな角度から眺め、石垣を間近に見ながら、本丸御殿跡にも足を運びました。
近くで見る石垣は高さがあり、前御門と三重櫓は見る位置によって建物の重なり方が変わります。 本丸御殿跡は現在広場になっており、かつて建物があった場所を示す石碑が残されていました。
見学を終えて戻ると、スタッフの方が私の退出を待っていてくださり、そのあと入口を施錠していました。 到着がもう少し遅ければ、このエリアを歩くこともできなかったところです。
新白河駅の観光案内所で教えてもらった時間と、現地で聞いた三重櫓の見学終了時刻には30分の違いがありました。 後から調べると、三重櫓の内部と仮設昇降階段・矢之門では開放時間が異なることがわかりました。 それぞれ別の時間を案内してもらっていた可能性があります。
午後から白河小峰城を訪れる場合は、三重櫓の内部見学と、そこへ向かう見学ルートの開放時間をそれぞれ確認しておく必要があります。
白河駅の観光案内所でラーメン店を教えてもらう
白河小峰城を見学したあと、JR白河駅へ向かいました。 白河駅は三角屋根と時計のある、洋風の外観が特徴的な駅舎です。
駅の観光案内所では、白河小峰城の見学時間について改めて確認したほか、夕方でも営業している白河ラーメンのお店を尋ねました。
白河ラーメンのお店には昼過ぎに営業を終えるところも多く、この時間から入れる店を探していたのです。
そこで、少し離れていますが、地元の人も利用するという鈴木食堂を教えてもらいました。
白河市立図書館「りぶらん」を通り、鈴木食堂へ
鈴木食堂へ向かう途中、白河市立図書館「りぶらん」の前を通りました。
この図書館も、観光案内所で外観がおしゃれだと教えてもらっていた建物です。 大きく広がる屋根とガラス張りの外壁が特徴的で、夕方には室内の明かりが外から見えていました。 今回は館内には入らず、外観を眺めました。
その後、鈴木食堂に到着し、白河ラーメンをいただきました。
丼にはチャーシュー、メンマ、海苔、わかめ、なるとなどがのっていました。 縮れた麺に、比較的あっさりとした醤油味のスープ。 午後からの観光でしたが、地元のラーメンを食べることができました。
白河ハリストス正教会を見て、夜の白河駅へ
ラーメンを食べたあと、以前から見てみたかった白河ハリストス正教会へ向かいました。
到着したころには日が暮れていましたが、白い外壁の教会が照明に照らされ、屋根の十字架や特徴的な窓の形を見ることができました。 今回は外観のみの見学です。
その後、白河駅へ戻りました。 昼間にも見た駅舎ですが、暗くなって窓の明かりが目立つ姿も撮影したくなり、もう一度写真を撮りました。
白河駅からはJR東北本線を利用し、新白河駅へ戻りました。
新白河駅から車なしで巡ってわかったこと
新白河駅から公共交通機関と徒歩で白河を観光する場合、特に注意したいのは移動時間です。 南湖公園から白河小峰城までは徒歩約45分かかり、白河駅周辺の飲食店や教会へ向かうにも歩く時間が必要でした。
午後からの観光では、移動時間だけでなく、白河小峰城の見学終了時刻や飲食店の営業時間も考慮する必要があります。 車を使わずに巡る場合は、訪問先を絞り、時間に余裕を持った計画がおすすめです。





















🚃 白河観光と黒磯の図書館を巡った一日
この日は白河市内で南湖公園や白河小峰城を観光したあと、黒磯駅前にある那須塩原市図書館「みるる」も訪れました。 白河観光と図書館見学を組み合わせた一日の行程を、まとめ記事で紹介しています。


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