三鷹市にある「天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」をひとり旅で見学。荒川修作+マドリン・ギンズが設計した体験型住宅で、視覚・触覚・聴覚が刺激される独特の空間を楽しみました。建物のコンセプトや設計思想を学芸員から聞きながら、実際に体を動かして体験できる大人の社会科見学です。
三鷹天命反転住宅へ
2025年4月、東京都三鷹市にある「天命反転住宅 In Memory of Helen Keller」の見学会に参加してきました。大人の社会科見学として体験型の住宅を巡り、建物と空間のユニークさを楽しむ時間です。
天命反転住宅とは
この建物は荒川修作+マドリン・ギンズが設計し、2005年10月完成。2025年で20周年を迎えます。名前にヘレン・ケラーが入っている理由や設計者の思いなどを学芸員から聞きながら、1時間半の見学会を体験しました。
五感で楽しむ住宅の特徴
- 常に6色以上が目に入るカラフルな色使い
- 大人と子どもの足裏にフィットする砂浜のような凹凸のあるコンクリート床
- 部屋の真ん中にあるキッチン
- 立つ位置によって見え方が変わる床と天井の傾斜設計
- 収納スペースが少なく、天井のフックに棒を引っ掛けて吊るす仕様
- 丸くくり抜いた球体の部屋と音の反響
- 登れる梯子やポール、ハンモック
建物の構造と利用
3棟の建物があり、各3階建て、屋上もあります。一部は見学会で利用でき、ショートステイも可能です。実際に住む方もおられます。今回の見学で、岐阜の「養老天命反転地」も訪れてみたいと感じました。
天命反転の意味
「天命反転」とは、人が死ぬということ=「天命」を反転させるという意味であり、「人は死ななくなる」という主張です。この思想を体現するため、荒川修作は建築作品を創作してきました。
五感で体験する建築の面白さ
目で見て、手で触れ、体で動き、音で感じる──そんな体験型の建物は、単なる建築見学を超えた大人の社会科見学の楽しさがあります。ひとり旅で訪れて、建物の不思議な世界に浸る時間は貴重な体験でした。




















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