伊勢で人気の二社、二見興玉神社と、鳥羽・相差の神明神社に祀られる石神さんを参拝しました。 海に開かれた夫婦岩と、森に包まれた祈りの場。 対照的な二つの神社を、移動の流れも含めてゆったりめぐった記録です。
電車と車でめぐる伊勢の二社参り
今回は伊勢志摩へ向かい、二見興玉神社に立ち寄ってから宿へ。 翌朝は鳥羽市相差へ移動し、神明神社の境内に祀られる石神さんを参拝しました。 無理のない移動の中で、海と森、それぞれの空気を味わえる二社参りの流れです。
お伊勢参りは二見から。二見興玉神社を参拝
二見興玉神社は夫婦岩で知られる神社。 「お伊勢参りは二見から」と言われるように、かつてはここで禊をしてから伊勢神宮へ向かうのが正式な順序とされてきました。 海沿いの遊歩道を潮風に吹かれながら歩く時間は開放的で、旅のスイッチが静かに入っていく感覚があります。
かえるの置き物と輪注連縄で身を清める
境内のあちこちには、猿田彦大神の使いとされる「かえる」の置き物が並び、どこか愛嬌のある雰囲気。 岩屋の前には輪注連縄があり、穢れを祓うための奉献ができます。 今回、初めて奉献し、体の気になるところを軽くなでてから輪注連縄に触れました。 静かに手を合わせる時間が、旅のリズムをゆるやかに整えてくれます。
晴れた日の夫婦岩。並んで眺めるだけで整う時間
夫婦円満の象徴とされる夫婦岩。 何度目かの訪問でも、目の前に立つと自然と背筋が伸びます。 晴れた日の海は明るく、波の音と相まって、並んで深呼吸したくなる景色。 言葉がなくても、同じ方向を見ていられる時間が心地よく感じられました。
翌朝、森に包まれる石神さんへ
翌朝に向かったのは、鳥羽市相差にある神明神社の境内に祀られる石神さん。 女性の守り神として知られ、海女さんたちの信仰を集めてきた場所です。 車は相差海女文化資料館に停め、そこから徒歩で向かいました。 森の中へ一歩足を踏み入れると空気が変わるのがわかるほど静かで、自然と会話のトーンも落ち着きます。
願い事を書く時間も、旅の記念に
石神さんは「女性の願いなら一つは叶えてくれる」として知られ、早朝にもかかわらず多くの参拝者が静かに列をつくっていました。 本殿を参拝したあと、願い事を紙に書いて奉納。 それぞれの願いを書き、そっと結ぶ時間が、旅の中の小さな記念になりました。
参拝の道すがら、海女さんの出店で小さなお土産
参道の途中には海女さんの出店があり、わかめやあおさなどの素朴なお土産が並んでいました。 観光地らしい賑わいというより、暮らしの延長にあるような風景で、伊勢の海と人の営みが近くに感じられます。
海と森、対照的な二社で旅の区切りをつくる
海に開かれた二見興玉神社と、森に包まれた石神さん。 対照的な二つの場所で手を合わせることで、旅の始まりと終わりに、静かな区切りが生まれました。 伊勢を訪れる際に、二社参りとしてゆったり組み込むのもおすすめです。














訪問日:2026年2月13日(金)と14日(土)
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