東京発ひとり旅|30数年ぶりの京都。絵本仕立ての演奏会と嵐山で感じた人の温もり

アートと文化

30数年ぶりの京都を訪れた冬の日。
友人のお姉様の「絵本仕立ての演奏会」をきっかけに、音と映像が紡ぐあたたかな時間を過ごしました。また、嵐山で感じた人の多さに驚きつつ、翌日からのひとり旅の計画を立てた京都での一日を綴ります。


30数年ぶりの京都、絵本仕立ての演奏会と冬の嵐山へ

2024年1月。
この冬は、友人と再会する機会があり、30数年ぶりに京都を訪れました。
京都行きのきっかけは、友人のお姉様が出演される「絵本仕立ての演奏会」。
絵本の物語を映像で映し出しながら音楽が奏でられるという、少し特別な公演です。


音と映像が溶け合う、絵本仕立ての演奏会

会場に入ってしばらくすると、照明が落ちて物語の世界が静かに始まりました。
スクリーンに投影される絵本の映像に合わせて、音楽が優しく重なっていきます。
プロジェクションマッピングの光が描く絵本の世界と、ピアノや弦楽器の音色が響く空間。
まるで夢の中にいるような時間でした。

撮影は最後のシーンのみ許可されていたため、記録よりも心に残す時間を過ごしました。
絵と音が生み出す世界の温かさに包まれ、改めて「芸術って人の心を動かす力がある」と感じました。


嵐山で感じた、観光地の賑わいと静かな気づき

演奏会の前には、友人と一緒に嵐山へ。
嵐電に乗って向かう途中、クラシカルな車両と路面を走るレトロな風景にワクワクしました。
ただ、踏切に遮断機も警報器もなく戸惑ったのですが、これは路面電車ならではの光景なのだそうです。

嵐山に着くと、観光客の多さに圧倒されました。
平日でも驚くほどの人出で、まるでお祭りのようなにぎわい。
友人と顔を見合わせて「これは観光というより、人混み見物かもね」と笑ってしまいました。

明日からはひとりで京都を歩く予定。
この日の嵐山で感じた“人の多さ”が、翌日の私の行動計画を大きく変えることになりました。
「早朝に動き出さないと、京都の風景よりも人の波を見ることになるかも…」
そう感じて、翌朝は夜明けとともに街を歩き出す決意をしました。


久しぶりの京都で感じたこと

30数年ぶりに訪れた京都は、観光客が増えて喧騒とした雰囲気がありましたが 昔と変わらぬ美しさと、人の温かさにあふれていました。
街並みは時代とともに変化しても、そこに流れる空気や佇まいには懐かしさがあり、
旅の中で友人と過ごした時間も、ひとりで感じた景色も、どちらも心に残る時間となりました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました