東京発ひとり旅|柴又で味わう昭和の風景と文化散策

アートと文化

寅さんを観たことはないけれど、
上京してから40年近く、なぜか心の片隅で気になっていた町――柴又。

年内のうちに一度行ってみようと思い立ち、
人出が増える前の12月28日、少し早めの時間に柴又へ向かいました。
昭和の面影と下町文化が今も息づく柴又を、
東京発ひとり旅でゆっくりと歩きます。


年の瀬に、気になっていた柴又へ

寅さんを観たことはないけれど、上京してから40年近く、 時折思い出すように気になっていた柴又。 年内(2025年)のうちに行ってみようと思い立ち、 12月28日に訪れることにしました。

参拝客やインバウンドで混み合うと聞いていたため、 9時半頃に到着するように向かいました。

帝釈天参道と下町の朝

柴又駅前では、寅さんとさくらさんの像がお出迎え。 駅から柴又帝釈天へ続く参道には、 だんご屋、せんべい屋、手づくり飴、川魚料理店など 江戸時代から続く老舗が並びます。

この時間帯はまだ開店準備中のお店が多く、 静かな下町の空気が流れていました。 映画を観ていなくても、どこか懐かしく、 心が和む風景です。

柴又帝釈天と彫刻ギャラリー

200メートルほどの町並みを抜けると、柴又帝釈天に到着。 参拝客はいましたが、混雑はなく落ち着いた雰囲気でした。

参拝後は、彫刻で有名な「彫刻ギャラリー」へ。 帝釈堂の外側に配された彫刻は、すべて欅の木で彫られたものです。

仏教経典「法華経」を題材に、 十名の宮彫刻師が腕を競うように制作した胴羽目彫刻や、 四代目 波の伊八による鶴亀の彫刻など、 立体感と木目の美しさ、職人技の細やかさに いつまでも見入ってしまいました。

山本亭で味わうレトロな時間

次に向かったのは、帝釈天から徒歩数分の山本亭。 地元ゆかりの実業家・山本栄之助翁の旧邸で、 現在は庭園と建物を見学でき、カフェも併設されています。

大正末期から昭和初期にかけて増改築された二世帯住宅で、 センスの良いレトロな空間に、時代を越えた静けさを感じました。

葛飾柴又寅さん記念館

山本亭から続く道を通り、葛飾柴又寅さん記念館へ。 寅さんを観たことがなくても、 昭和の風景を再現した空間は十分に楽しめます。

撮影スタジオの再現、ミニチュアの街並み、 帝釈人車鉄道の展示など見どころが多く、 特に人が押して動かす「人車鉄道」は初めて知り、 思いがけず勉強になりました。

矢切の渡しと迷いの時間

その後は、江戸時代初期から続く矢切の渡しへ。 柴又と千葉県を結ぶ、都内唯一の渡し船です。

青空と静かに光る水面を前に、 少し乗ってみたい気持ちもありましたが、 真冬ということもあり今回は見送りました。

後から実際に乗っている人を見かけ、 乗ってみればよかったかなと少し後悔も。 それも旅のひとコマです。

昭和文化が息づく、半日の小旅行

各施設の見学時間を含めなければ、 1時間ほどで巡ることができる柴又散策。

寅さん世代でなくても、 映画を観たことがなくても、 昔ながらの風情と文化を味わえる町でした。 東京発ひとり旅にぴったりの、小さな文化散策です。

柴又駅前には、フーテンの寅像と見送るさくら像
帝釈天参道の店頭で見かけた豪華な飾り
創業明治元年。
男はつらいよに出てくるお団子屋さんのモデルとなったお店
柴又帝釈天
彫刻ギャラリーの彫刻の1つ
精巧過ぎる彫刻
立体的で細かなところまで表現されている彫刻
彫刻だけれども浮き出て見える物語の1ページにも見える
投稿しているのは、ごく一部で鳥の彫刻も多々あるが全て精巧
流れるような動きも表現されていて美しい
人の動きも躍動感を感じる彫刻
全てを紹介できないのが惜しいですが一見の価値ありです!
楽器を奏でる彫刻のうち、3つだけ並べてみました
山本亭の入り口
山本亭のお庭が見える場所でカフェをいただくことが可能
山本亭の中の洋室
お庭に近づいて撮影
葛飾柴又寅さん記念館内の柴又帝釈天のミニチュア
寅さんの映画のスタジオ再現
寅さんの映画のスタジオの再現
帝釈天参道のミニチュア
寅さんの映画のスタジオの再現
寅さんの歴代の映画のマドンナとの写真
帝釈天参道のミニチュア
柴又駅のミニチュア
昔はこんな伝言板が駅にあった!と懐かしく思い、撮影
客車を押して動かす人車鉄道
人車鉄道の客車のレプリカ
当時の人車鉄道の写真
矢切の渡し近くの江戸川風景
矢切の渡しで近くに歌碑もありました
矢切の渡しの乗船場
矢切の渡しに乗って矢切に向かっている様子

訪問日:2025年12月28日(日)

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