塩船観音寺と霞丘陵を歩く。ツツジ咲く里山をのんびりハイキング(夫婦旅)

家族旅

2024年5月。東京・青梅のツツジの名所、塩船観音寺と霞丘陵を夫婦で散策しました。
お椀のような地形に咲き誇るツツジを眺め、新緑まぶしい尾根道を歩く心地よい一日。
河辺駅から薬王寺を経て峠下バス停まで、ツツジと静けさに包まれた春の里山歩きの記録です。


ツツジの名所・塩船観音寺へ、朝の静けさを味わう

2024年5月。大型連休の混雑を避けて、朝8時前に塩船観音寺へ到着しました。
ツツジの名所として知られるこのお寺は、お椀のようにくぼんだ地形になっていて、斜面一面をツツジが彩ります。
周囲をぐるりと囲む花の海はまるで極彩色の絨毯のよう。境内奥の小高い丘に立つ観音像の足元から見下ろす景色は圧巻で、下から見上げるのとはまた違う美しさが楽しめます。

霞丘陵ハイキングコースへ、夫婦でのんびり山歩き

塩船観音寺を後にして、霞丘陵ハイキングコースへ。ここから薬王寺まで、緩やかな尾根道を歩きます。新緑の木漏れ日が心地よく、鳥の声を聞きながらの里山歩きはまさに癒しの時間。
夫婦で語らいながら歩く道は、距離以上に短く感じられます。

途中の笹仁田峠七国峠では、木々の間から青梅の街並みや遠くの山々を望むことができました。足元にはヤマツツジも咲いていて、春の里山の魅力をたっぷり味わえます。

静かなツツジの山、薬王寺へ

薬王寺に近づくと、参道に人の気配が少なくなり、塩船観音寺の賑わいとは対照的に、静けさが広がります。こちらのツツジの山は少し小ぶりながら、落ち着いた雰囲気でゆっくりと鑑賞できました。

寺院の境内にはやわらかな風が通り抜け、ツツジの赤やピンク、白の花が穏やかに揺れていました。夫婦でしばらくベンチに腰かけ、自然の息吹を感じながらのひととき。

峠下バス停へ、のどかな帰路

薬王寺から峠下バス停までは、人の少ない山道を歩きました。
踏み跡は薄いものの、道は全体的に歩きやすく、静かな時間が流れています。
木々の間から差し込む光がキラキラと輝き、里山の魅力を最後まで感じさせてくれました。

おわりに

塩船観音寺と薬王寺、ふたつのツツジの名所をつなぐ丘陵ハイキング。
華やかさと静けさ、両方を味わえる春の散策コースは、都会の喧騒を忘れさせてくれる最高のリフレッシュ旅でした。

東京発の小さな夫婦旅として、また来年のツツジの季節にも訪れたくなる、そんな一日でした。

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