東京発ひとり旅|花の宝庫・入笠山へ。青春18きっぷで歩く夏の湿原散策

信越

青春18きっぷを使って訪れた、夏の入笠山。
花々が咲き誇る湿原を歩きながら、標高1,955mの山頂を目指しました。
富士山は見えなかったけれど、諏訪湖の眺めと自然の香りに包まれた静かな時間。
東京発、花と風に癒されるひとり旅です。


2023年8月。
青春18きっぷを使って中央本線の富士見駅まで向かい、そこから無料のシャトルバスに乗って入笠山(にゅうかさやま)へ。
入笠山は四季折々の花々と手つかずの自然が残る場所で、「花の宝庫」として知られています。

麓からはゴンドラに乗り、入笠湿原や山頂方面へ。 夏の入笠湿原は、色とりどりの花が咲き誇り、足を止めては写真を撮りたくなる美しさ。 夢中でカメラを構えていると、時間があっという間に過ぎていきました。


湿原の先に続く花の道

入笠湿原を抜け、登山口に向かう途中には多くの花が咲くスポットが点在しています。 歩くだけでも楽しく、どこを見ても自然の生命力を感じます。 ただ、山頂へ向かう登山道はガレ場や滑りやすい箇所もあり、登りはもちろん降りは少し慎重に。

この日は少し混雑していて、山頂までは写真を撮る余裕がなかったほど。 ようやくたどり着いた山頂は晴れていたものの、富士山は雲に隠れて見えませんでした。 それでも、遠くに見えた諏訪湖の眺めは印象的でした。


次はゆっくり、湿原の花を楽しみに

今回は時間の関係で立ち寄れなかったのですが、 かつて「マナスル山荘本館」と呼ばれていたヒュッテ入笠のご飯がとても美味しそうでした。 次は山頂を目指さずに、湿原やお花畑を散策しながら、山小屋でのんびりお昼を食べたいなと思いました。

また、6月には入笠湿原一面にスズランが咲くと聞き、季節を変えて訪れてみたいと感じました。 夏の入笠山は、花と風と光に包まれた心安らぐ場所。 東京から少し足をのばして出会う、自然と向き合うひとり旅になりました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました