2024年8月下旬。どこかにビューーンの行き先が「燕三条駅」に決まり、初めての弥彦神社と弥彦山へひとり旅。
晴れた空の下、ロープウェイで山頂へ登り、汗をかきながら奥宮まで歩いた時間は、夏の終わりの良き思い出となりました。
けれど、その帰り道に届いた一本の連絡が、この旅を忘れられないものに変えていきました──。
2024年8月下旬。どこかにビューーンの行き先が「燕三条駅」になったので、行き先に選んだのは弥彦神社と弥彦山でした。
弥彦線の終点・弥彦駅を降りると、空気が少しひんやりと心地よく、まずは弥彦神社に参拝。 駅に向かう途中の燕三条駅の弥彦線乗り場手前には鳥居のモニュメントがあり、旅の始まりを感じさせてくれました。
参拝後は弥彦山ロープウェイで山頂へ。天気は晴れていましたが、山頂は少しガスがかかっていて、佐渡島までは見えず……。 それでも、静かな山の空気の中を歩き、汗だくになりながら奥宮まで登って参拝を果たしました。
帰りの新幹線の中で、父の体調急変の連絡を受けて急ぎ帰京。 その6日後に父が旅立つことになるとは、この時はまだ思いもしませんでした。
今思えば、この弥彦の旅は、私にとって父との時間を振り返るきっかけとなった、静かな夏のひとり旅でした。






















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