東京からふらりと向かったのは、日本銀行本店の見学ツアー。
普段はなかなか入れない金融の中枢へ “ひとり社会科見学” に行ってきました。重厚な旧館や歴史ある地下金庫、歴代総裁の肖像画展示など、見どころたっぷりの体験を写真とともに記録に。
東京発・大人のひとり社会科見学へ|日本銀行本店を訪問
2025年2月。普段なかなか入ることのできない日本銀行本店へ、ひとりで社会科見学に行ってきました。
日銀本店は日本の金融政策の中心であり、歴史ある建築としても有名な場所。見学は事前予約制で、撮影できる場所は限られていますが、その分“ここでしか見られないもの”に出会える貴重な体験になりました。
歴史や役割のビデオ上映からスタート
見学ツアーは、まず日銀の役割や歴史をみるビデオ上映から始まります。
その後、ガイドさんの案内で実際の旧館エリアへ。
最初に向かったのは歴代総裁の肖像画展示。1.5畳ほどはある迫力のあるサイズで、立派な額に収められ、重厚そのものです。
時代が進むにつれ、最近の総裁の肖像は写真に変わり、サイズもコンパクトに。思わずクスッとする変化もありました。
撮影不可エリアも学びが多い
館内には撮影不可の場所も多いのですが、ガイドさんの説明がとても興味深く、金融の仕組みや日銀で扱われる業務の流れなど、普段は知ることのない世界を垣間見ることができました。
旧館の重厚な玄関ホールは撮影OK
日銀本店の見学で撮影できる数少ないスポットのひとつが、旧館建物の玄関ホール。
扉をくぐった瞬間、石造りの重さと歴史が体で感じられるようで、まさに“国家の中心”という雰囲気に包まれます。
地下金庫エリアにも潜入
今回いちばん楽しみにしていたのが地下金庫エリア。ここは撮影も可能で、実際の金庫扉を見ることができます。
金庫の扉は全部で3種類。
- アメリカ製の巨大な金庫扉
- イギリス製の金庫扉
- 日本製の金庫扉(菊の御紋入り)
日本製の扉はやや小ぶりながらも、菊の御紋が入った特別仕様で存在感がありました。
展示コーナーには、1,000億円のカートン、2億円の容器サンプル、日銀に戻ってきたお札の傷みを確認するための機械なども並び、お金の裏側を知る貴重な学びになりました。
銀行業務窓口エリアも見学可能
撮影可能エリアのひとつとして銀行業務窓口スペースも公開されています。
民間銀行の担当者が日銀へ来訪した際に手続きを行うカウンターが、建物中央から左右へ円形に広がるように配置されており、重厚なデザインと落ち着いた空気感が漂います。
ここでも「さすが日銀…」と感じずにはいられませんでした。
ひとりで楽しむ“大人の見学ツアー”
社会科見学といえば学生のイメージが強いですが、大人になってから訪れると理解も深まり、興味の幅も広がるもの。
東京発で気軽に行ける場所なので、ひとり旅の目的地としてもとてもおすすめです。




























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