東京発夫婦旅|伊勢の二社参り 二見興玉神社と石神さんで心を整える

三重

東京から電車で伊勢志摩へ向かい、現地は夫の運転で車移動の夫婦旅。宿へ向かう前に二見興玉神社へ立ち寄り、翌朝は石神さんを参拝しました。海と森に包まれた二つの祈りの場を、移動の流れも含めてゆったりめぐった記録です。


東京から伊勢志摩へ。電車+車でめぐる夫婦旅

今回の旅は、東京から電車で伊勢志摩へ向かい、現地では夫の運転で車移動。荷物を気にせず動ける車移動と、移動時間を読書や休憩に使える電車移動の“いいとこ取り”で、無理のない行程にしました。宿へ向かう前に二見興玉神社へ、翌朝は石神さんへと、伊勢で人気の二社をめぐる流れです。

お伊勢参りは二見から。二見興玉神社を参拝

二見興玉神社は、夫婦岩で知られる神社。「お伊勢参りは二見から」と言われるように、かつてはここで禊をしてから伊勢神宮へ向かうのが正式な順序とされてきました。海沿いの遊歩道を潮風に吹かれながら歩く時間は、とても開放的で、ふたりの旅のスイッチが静かに入っていく感覚があります。

かえるの置き物と輪注連縄で身を清める

境内のあちこちには、猿田彦大神の使いとされる「かえる」の置き物が並び、どこか愛嬌のある雰囲気。岩屋の前には輪注連縄があり、穢れを祓うための奉献ができます。今回、初めて奉献し、体の気になるところを軽くなでてから輪注連縄に触れました。ふたりで静かに手を合わせる時間が、旅のリズムをゆるやかに整えてくれます。

晴れた日の夫婦岩。並んで眺めるだけで整う時間

夫婦円満の象徴とされる夫婦岩。何度目かの訪問でも、目の前に立つと自然と背筋が伸びます。晴れた日の海は明るく、波の音と相まって、並んで深呼吸したくなる景色。言葉がなくても、同じ方向を見ていられる時間が心地よく感じられました。

翌朝、森に包まれる石神さんへ

チェックアウト後に向かったのは、鳥羽市相差にある神明神社の境内に祀られる石神さん。車は相差海女文化資料館に停め、そこから徒歩で向かいます。森の中へ一歩足を踏み入れると、空気が変わるのがわかるほど静かで、自然と会話のトーンも落ち着きます。

願い事を書く時間も、ふたりの記念に

石神さんは「女性の願いなら一つは叶えてくれる」として、海女さんたちの信仰を集めてきた場所。早朝にもかかわらず、多くの参拝者が静かに列をつくっていました。本殿を参拝したあと、願い事を紙に書いて奉納。ふたりでそれぞれの願いを書き、そっと結ぶ時間が、旅の中の小さな記念になりました。

参拝の道すがら、海女さんの出店で小さなお土産

参道の途中には、海女さんの出店があり、わかめやあおさなどの素朴なお土産が並んでいました。観光地らしい賑わいというより、暮らしの延長にあるような風景で、伊勢の海と人の営みが近くに感じられます。

海と森、対照的な二社で旅の区切りをつくる

伊勢で人気の二社をめぐる夫婦旅。海に開かれた二見興玉神社と、森に包まれた石神さん。対照的な二つの場所で手を合わせることで、旅の始まりと終わりに、静かな区切りが生まれました。東京から電車で向かい、現地は車で回る行程も無理がなく、ふたりで心を整える余白が残る旅になりました。

夫婦岩
鳥居とその先に夫婦岩
正面から見た夫婦岩
願い(水)を蛙にかける
ここにも蛙
石神さん入り口
本殿へ向かう途中
長寿の館
長寿の館にはたくさんの木
本殿
石神さん

訪問日:2026年2月13日(金)と14日(土)

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