急遽お休みが取れた平日。どこに散歩へ行こうか迷っていた時、「紅葉が日本一遅い」といわれる熱海梅園がちょうど見頃だと知りました。梅の名所の印象が強く、紅葉にはあまり期待していなかったものの、高低差のある園内は良い運動になりそうだと軽い気持ちで向かうことに。ところが訪れてみると、園内は赤や黄色に美しく染まり、静かな平日ならではの贅沢な紅葉狩りを満喫できました。
平日のお休みに向かった先は、紅葉が日本一遅い熱海梅園
急遽平日にお休みが取れ、どこへ散歩に行こうか考えていたときに知ったのが、
「紅葉が日本一遅い熱海梅園」の見頃情報でした。
名前からして梅の季節に訪れる場所というイメージが強く、紅葉はあまり期待していなかったものの、
「高低差があって散歩としても良い運動になるし」と軽い気持ちで向かうことにしました。
来宮駅から歩いて梅園へ。坂道がすでに良い運動に
前回の梅まつりと同様、来宮駅から梅園まで歩いて向かいます。途中の坂道は、 じんわりと太ももの裏に効いてくる絶妙な傾斜。到着前からすでにいい運動になりました。
梅の季節には入園料が必要ですが、今回は無料入園。
ところが、園内へ入った瞬間、思わず「えっ…!」と声が出るほどの美しさが広がっていました。
予想以上に鮮やかな紅葉に感動
梅の木が多い園内ですが、この日はどこを見ても
赤、黄色、橙色のグラデーション。
「紅葉がこんなに綺麗だったなんて…!」と驚くほどの景色が広がっていました。
前回の梅の季節は平日でも人が多く、歩くのが困難なエリアもありましたが、今回は平日の紅葉時期ということもあって人が少なく、 ゆっくり散策できました。写真撮影も、人が写り込む心配がほとんどないほど。
滝の裏側から紅葉を眺められる「梅見の滝」
園内奥にある梅見の滝は、今だけ「もみじ見の滝」。
滝の裏側へ入れる洞窟があり、水しぶき越しに紅葉を眺めるという特別な体験ができます。
滝の音と色づく紅葉に包まれる時間は、とても贅沢で癒されました。
広い庭園で味わうダイナミックな紅葉
偕楽園の「もみじ谷」も素晴らしい紅葉でしたが、熱海梅園はスケールの大きな景観が広がり、 見応えは予想以上。ゆっくり歩きながら広い庭園の紅葉を楽しむ時間は格別でした。
混雑がないからこそ気づけた“新しい発見”
前回の梅まつりの時期は人で賑わい、気づけなかった場所も今回はしっかり見ることができました。
- 園内の足湯
- 作曲家・中山晋平の別荘(西山町から移築)
紅葉狩りだけでなく、新しい発見がいくつもあってとても充実した時間でした。
最後は来宮神社へ参拝
梅まつりの時期に訪れようとして、混雑のため途中で断念した來宮神社にも立ち寄りました。
今回は人が少なく、梅園同様ゆっくり参拝することができました。
静かな紅葉と発見に満ちた、充実のひとり旅
紅葉が日本一遅い熱海梅園は、想像以上に鮮やかで、そして静か。
高低差のある園内をじっくり歩き、滝の裏側から紅葉を眺め、新しい発見もできた、
とても満たされたひとり旅となりました。









































訪問日:2025年12月3日(水)
往路:東京駅(踊り子号)→ 熱海駅(伊東線)→ 来宮駅(徒歩)→ 熱海梅園(徒歩)
→来宮神社(伊東線)→ 熱海駅(バス)→ MOA美術館
後半のMOA美術館を訪れた記事はこちら ↓

前回2025年2月に熱海梅園を訪れた時の記事はこちら ↓



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