なかなか取れなかった予約がようやく叶った日。
少しだけ体調が不安な中でも、あの「ジブリの世界」に触れたくて三鷹の森ジブリ美術館へ。
写真には残せないけれど、心に焼きついたその空気と時間を綴ります。
前々から気になっていた三鷹の森ジブリ美術館。行こうと思うたびに予約が取れず、気づくと次の月へ持ち越し──そんな繰り返しの末、ようやくタイミングが合ったその日を迎えました。
けれど、少し前に体調を崩していたこともあり、まだ万全とはいえない中での訪問。少し不安を抱えながらも「今日はきっと特別な日になる」と心を弾ませて向かいました。
到着すると、すでに入口には長い行列。外国からの観光客も多く、人気の高さに改めて驚かされます。並んでいる間に蚊に刺されてしまい、ちょっとしたアクシデントもありましたが、色とりどりの外観を眺めていると、まるで童話の世界に入り込んだような気分に。
いよいよ扉が開くと、館内は小さな迷路のよう。階段を上り下りするたびに新しい空間が現れ、道に迷いながらも探検気分を味わいます。
展示室では、アニメーションの制作工程やジブリ作品の背景美術が丁寧に紹介されていて、どの瞬間も作品づくりへの情熱を感じます。上映室では約10分ほどの短編映画を鑑賞。まるで手のひらの中にある物語のかけらを見せてもらったような優しい時間でした。
屋上にはおなじみのロボット兵が佇み、訪れる人々を静かに見守っています。
館内は撮影禁止のため、目に映るすべてをしっかりと心に焼きつけました。
ほんの数時間でしたが、日常から少し離れ、ジブリの夢の世界に迷い込んだような体験。
体力が戻ったら、またいつかゆっくりと訪れたいと思える場所でした。






















訪問日:2025年9月8日(月)


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