東京発ひとり旅|飯能「お散歩マーケット」で春の里山歩き。黒指〜愛宕山〜細田集落へ

埼玉

2024年5月。春と秋の年2回だけ開催される、飯能の「お散歩マーケット」へ。
黒指集落から愛宕山、細田集落へと歩きながら、地元農家さんの手づくりパンや野菜、果物に出会うのも楽しみのひとつ。熊目撃情報が貼り出されるほどの山里で、自然と人の温もりを感じた東京発ひとり旅になりました。


飯能の山里で開かれる「お散歩マーケット」へ

2024年5月。春と秋、年に2回だけ開催される「お散歩マーケット」へ行ってきました。
会場は、埼玉県飯能市の黒指(くろざす)集落。飯能駅からこのイベント専用の臨時バス🚌に乗り、約30分ほどで到着します。

ここでは、各農家さんの軒下で野菜や果物、パン、はちみつなどが販売され、集落全体が一日限定の小さなマーケットに。地元の方との会話も温かく、ゆったりとした時間が流れていました。

黒指から愛宕山、細田集落へ里山ハイク

マーケットを巡りながら尾根に上がり、途中の愛宕山を経由して隣の細田集落へ向かいます。林道を抜けて再び黒指へ戻る周回コース。
歩く途中には山野草やツツジの花が咲き、鳥の声に包まれながらの里山歩きが楽しめました。

愛宕山の山頂からは東京都心方面が望め、白く輝く建物はおそらく東京ドーム。里山ののどかな風景の中に都会の景色が見える不思議なコントラストです。

熊目撃情報の貼り紙もある山里で

実は、この黒指地区は普段あまり人が訪れない場所。
現在はバスもワゴン車形式に変わり、毎日運行ではなくなっています。
間野黒指バス停には熊の目撃情報の貼り紙が複数あり、少し緊張感も。
でも、このお散歩マーケットの機会に安全に歩くことができ、自然豊かな里山の魅力をしっかり感じられました。

前々から気になっていたこの場所を、ようやく訪れることができて本当に良かったです。
手づくりの味、人の温かさ、静かな山里の風景。すべてが心に残る、春の小さなひとり旅でした。

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