数年越しに“絶対に行きたい”と思っていた、千葉県勝浦市の「かつうらビッグひな祭り」へ。東京から始発の特急に乗り、遠見岬神社の階段にずらりと並ぶお雛様をはじめ、町全体で楽しめる華やかな雛めぐりを堪能しました。さらに御宿へ移動し、青をテーマにしたつるし飾りにも出会えた充実のひとり旅の記録です。
2025年2月。数年越しに「いつか絶対行きたい」と思っていたかつうらビッグひな祭りへ、ひとり旅で訪れました。平日とはいえ混雑を避けたかったので、東京から始発の特急に乗り勝浦へ。穏やかな空気の中、町歩きをスタートしました。
■ 遠見岬神社の“石段びっしりの雛飾り”に圧倒
この旅の一番の目的は、やはり遠見岬神社(とみさきじんじゃ)の石段にずらりと並ぶお雛様。実際に目の前にすると、「これが見たかった!」と心の中で叫んでしまう迫力でした。
お雛様は毎朝並べ、毎夕片付けるということで、その作業風景がキュステ会場で上映されていました。天候によっては外に展示できないこともあり、町の方々の努力や連携によって成り立っているお祭りだと感じました。
■ キュステ会場の大規模展示は6年ぶり
キュステには全国各地のお雛様が展示されており、特に目を引いたのは6年ぶりに復活した大規模展示。この巨大な展示は地元の学生さんが並べたそうで、手作りの温かさや地域の協力が伝わってきます。
平日だったので、保育園児たちが先生に引率されて訪れていて、ご当地キャラ“カッピー君”と記念撮影する姿も微笑ましく、会場全体が温かな雰囲気でした。
■ 勝浦から御宿へ移動。つるし雛めぐりも満喫
勝浦をひと通り満喫した後は電車で隣駅の御宿へ移動。ここでも「つるし雛めぐり」が開催されており、手作りの吊るし飾りが町のいたるところに飾られていました。
2025年のテーマは「昇華~おんじゅくブルー~」。御宿の青い海をイメージしたブルー系の吊るし飾りが中心で、爽やかで印象的な世界観が広がっていました。
駅前には“月の沙漠”モニュメントもあり、海と文化が同時に楽しめるのが御宿の魅力です。
■ 町を彩る河津桜にも癒される
勝浦も御宿も、ちょうど河津桜の見頃。早咲きの桜が街を彩り、歩くたびにピンク色の景色が広がります。雛飾りと桜を一緒に楽しめるのも、この時期ならではの贅沢でした。
■ ひとり旅でも心から楽しめる“春の文化祭”
勝浦の人々の温かさ、御宿の美しいつるし飾り、そして河津桜。どれも東京からひとりで気軽に訪れられる距離なのに、心に残る景色ばかりでした。
何年も「行きたい」と思っていた場所にようやく足を運べたことが嬉しく、心が満たされる春のひとり旅になりました。






















































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