国会議事堂と東京証券取引所へ。大人の社会科見学で感じた日本の歴史と経済の原点

2024年12月。東京発のひとり旅として、ツアーで「国会議事堂」と「東京証券取引所」を訪れました。重厚な建築美と経済の中心地をめぐる、大人の社会科見学のような1日。普段なかなか入ることのない場所で、日本の政治と経済の歴史に触れる貴重な体験となりました。

国会議事堂と東京証券取引所を巡る大人の社会科見学

2024年12月。東京発のひとり旅で、ツアーに参加して「国会議事堂」と「東京証券取引所」を訪れました。普段なかなか入ることのない場所ということもあり、まるで大人の社会科見学のような一日になりました。

国会議事堂の重厚な建築美にふれる

国会議事堂では、写真撮影ができる場所は限られていましたが、建物の中は歴史を感じる装飾や調度品に満ちていました。アメリカやイギリス、そして日本各地から集められた素材や工芸品が随所に使われており、まさに「日本の政治の中心」と呼ぶにふさわしい重厚な空間です。案内の方の説明を聞きながら歩くたびに、国の歴史や政治の重みを肌で感じました。

東京証券取引所で感じる時代の変化

続いて訪れた東京証券取引所では、今は静かに取引を監視する職員が1人いるだけでしたが、かつてはあの同じ空間に大勢の証券会社の人々が集まり、手のサインだけで取引が行われていたとのこと。たとえば日産自動車の場合、指2本、3本、そして両手でハンドルを回すジェスチャーで銘柄を示し、そのあとに指で数量や価格を伝え、手の甲や内側の向きで「売り」か「買い」かを表していたそうです。想像するだけで、あの活気と緊張感が伝わってくるようでした。

デジタル時代と人の感覚

今ではすべてがコンピューターで管理され、効率化が進む世の中。便利になった一方で、昔のように電話番号を暗記したり、暗算をしたりする機会が減ったことで、少し頭が鈍ってきたかも…と感じてしまいました。そんな自分に気づけたのも、この社会科見学のおかげかもしれません。

東京発ひとり旅で訪れた国会議事堂と東京証券取引所。歴史的建築と経済の現場を通して、時代の移り変わりを感じた大人の社会科見学でした。