2024年5月。新緑が山を覆いはじめる季節。
奥多摩湖の水位が下がり、浮き橋が通行不可となっているなか、今回は標高約1,000mの天空集落「峰」まで歩き、奥多摩の深い緑に包まれるひとり旅をしてきました。
新緑の季節、奥多摩へ
2024年5月。東京から電車とバスを乗り継いで、奥多摩へひとり旅。
奥多摩湖の水位はこの半年ほど下がっており、現在も2つの浮き橋は通行不可のまま。それでも湖を囲む山々は少しずつ緑を増し、初夏の訪れを感じさせてくれました。
標高1,000メートルの天空集落「峰」へ
今回は、奥多摩湖の奥にある標高約1,000mの集落、「峰(みね)」まで歩いてみました。
登るにつれて山の色が淡い緑から濃い緑へと変わり、ところどころに咲く山ツツジが彩りを添えます。
静かな山道を進みながら、振り返ると奥多摩湖と遠くの山並みが一望でき、まさに「天空集落」という名にふさわしい眺め。
鳥の声と風の音だけが響く、穏やかな時間が流れていました。
自然の中で深呼吸する時間
峰の集落では、生活の名残を感じる古い石垣や畑の跡があり、今も人の営みの痕跡が残っています。
賑やかな観光地とは違い、静けさと自然の力強さに包まれる場所でした。
日常を離れ、ただ山を歩く。そんな時間が心を軽くしてくれる——
奥多摩のひとり旅は、いつもそんな癒しを与えてくれます。












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