夏の暑さを離れて、少しだけ涼しい場所へ。2023年8月、東京から青春18きっぷを使って訪れたのは群馬県・たんばらラベンダーパーク。標高1,300mの高原に広がるラベンダー畑で、穏やかな香りと風に包まれながら過ごすひとり時間は、都会の喧騒を忘れさせてくれる癒しの旅でした。
2023年8月。もう少し早くに訪れたいと思っていたのですが、予定が合わずようやく訪れた「たんばらラベンダーパーク」。青春18きっぷを使って沼田駅まで行き、そこから予約していたシャトルバスに乗って到着しました。
標高が高い場所にあるため、真夏とは思えないほど涼しく、吹き抜ける風がとても心地よい高原。
ラベンダーの見ごろのピークは少し過ぎていたものの、遅咲きのラベンダーが紫色のじゅうたんのように咲き誇り、風に乗ってやさしい香りが漂っていました。
園内を歩くと、ラベンダーだけでなく色とりどりの花々が出迎えてくれ、ひとりでも自然と笑顔になってしまうような空間です。
遅咲きラベンダーの摘み取り体験も楽しみ、自宅に持ち帰った花を乾燥中。家の中がラベンダーの香りに包まれ、旅の余韻を感じています。
次に訪れるなら、もう少し早い時期に見頃を狙って来たいなと感じました。
帰り道、沼田駅では大きな天狗のお面が目に留まりました。調べてみると、沼田市の北にある「迦葉山弥勒寺」には由緒ある天狗伝説が残るとのこと。
今度はこの寺を目的に訪れてみたいと思いました。
ラベンダーの香りに癒され、高原の風に心を預けたひとり旅。東京から少し足を伸ばすだけで、こんなにも穏やかな時間に出会えることを実感した夏の一日でした。











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