東京発ひとり旅|北陸のレトロ街道を歩く。えちぜん鉄道で訪ねた三国散歩

アートと文化

金沢滞在中の昼下がり、少し時間ができたので福井へ。
えちぜん鉄道に乗り、終点手前の三国駅で下車して、北前船の時代に栄えた三国の町をのんびり散策しました。伝統的な町家や近代建築が並ぶ通りは、まるで時間が止まったような静けさ。晴れ間の広がる午後、白山を望みながらの小さなひとり旅です。


三国の町を歩く、ひとり午後の時間

金沢滞在中、昼下がりに少し時間ができたので、福井駅からえちぜん鉄道に乗り、終点手前の三国駅で下車しました。
この日は久しぶりの晴れ。車窓からは白山がくっきりと見えて、北陸生まれの私にはたまらない光景でした。

三国は、北前船で栄えた港町。駅を降りて歩き出すと、昔ながらの木造の建物や老舗のお菓子屋さんが並び、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
観光地化されすぎていない素朴さが、ひとり散歩にはちょうどいい距離感です。


江戸から大正へ、時代を歩く散策ルート

三国駅から三国港駅まで、ゆっくり歩いて1時間ほどのコース。途中には、江戸時代の町家「岸名家」や、大正時代の近代建築「旧森田銀行本店」があります。
それぞれの建物には、当時の職人技や時代の息づかいが残っていて、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。

街を歩けば、古い格子戸や瓦屋根の家々が連なり、道の向こうに穏やかな港町の空気が流れていました。


また訪れたい、静かな港町

本当は雄島や夕陽スポットも歩きたかったけれど、この日は時間の都合で断念。
またの機会に訪れようと思いながら、えちぜん鉄道で金沢へと戻りました。

穏やかな陽射しの中、静かな三国の街をひとり歩く時間は、旅先で心をリセットするような癒しのひとときでした。

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