三重・志摩夫婦旅|天の岩戸で出会った樹齢400年の大島桜と神話の水穴

三重

2024年4月。
春爛漫の志摩を、夫の運転する車で巡る夫婦旅。
今回は、神話の舞台として知られる「天の岩戸」へ。そこには、樹齢400年を超える見事な大島桜があると聞き、春の風に誘われて再び訪れました。
満開の桜と清らかな水の音に包まれた、心安らぐ一日になりました。


三重・志摩夫婦旅|樹齢400年の大島桜と神話の泉を訪ねて

2024年4月。夫の運転する車で志摩市へ。神話にまつわる洞窟「天の岩戸」を訪れ、そこに立つ樹齢400年の大島桜が満開で出迎えてくれました。名水百選に選ばれた湧水と静かな社を巡る、春の夫婦旅の記録です。

樹齢400年の大島桜に会う

天の岩戸の参道を進むと、目に飛び込んできたのは見事な大島桜。前回季節が違って気づかなかったこの桜は、高さ約13メートル、幹回り約3メートル、枝の幅は約20メートルにもなる大木です。ちょうどお祭りが開かれていて、地域の方たちの温かい雰囲気に包まれながら花見を楽しみました。

神話の洞窟「天の岩戸」と恵利原の水穴

天の岩戸は、神話にも登場する洞窟のひとつ。道はひんやりとしていて、洞窟の奥からは水が絶えることなく湧き出しています。ここは恵利原の水穴と呼ばれ、「日本の名水百選」に選ばれた名水の地でもあります。訪れる人がポリ容器を持って水を汲む姿も見られ、清らかな水の音が印象的でした。

佐美長神社と磯部神社を参拝

天の岩戸の後は、長らく訪れたかった佐美長神社へ参拝しました。佐美長神社は伊雑宮の所管社のひとつで、伊勢神宮に連なる125社のうちの一社でもあります。静かな境内で手を合わせ、旅の無事を祈りました。

その後は磯部神社へ。こちらは以前訪れたことがあり、風格のある社殿が静かに佇んでいます。季節や訪れる状況によって感じ方が変わるのも、神社巡りの面白さです。

車でめぐる自由な旅のひととき

これまでは公共交通機関で時刻表とにらめっこしながら巡ることが多かったのですが、今回のように車での旅は時間に縛られずに気になる場所へ立ち寄れるのが魅力。夫婦でゆっくりと会話を楽しみながら、思い出に残る春の一日になりました。

おわりに

満開の大島桜と清らかな湧水、そして静かな神社の佇まい。志摩の自然と神話が息づく場所で過ごしたこの旅は、ゆったりとした時間の贈り物になりました。

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