JR「どこかにビューーン」で旅先が決まり、向かったのは長野県の上田。行き先が決まるまでどこへ行くかわからないワクワク感も、この旅の楽しみのひとつです。
当初は無言館へ行く予定でしたが、直前に休館日と気づいて急きょ行程変更。予定を自由に変えられるのもひとり旅の醍醐味です。
上田電鉄と再開したばかりのレイラインバスを使って別所温泉へ。昔ながらの温泉街で神社仏閣めぐりやレトロ駅舎に出会う、じんわり心が満たされる時間になりました。この記事では、上田駅〜別所温泉までの旅を記録します。
どこかにビューーンの行き先は上田駅
2025年4月。どこかにビューーンの行き先は上田駅。その前半の記録です。実は出発前夜まで無言館に行くつもりで行程を組んでいましたが、なんと火曜は休館日であることに気づき、急遽行程を変更。上田駅から上田電鉄で生島足島神社へ向かい、その後は4月から運行再開のレイライン線バスを利用して別所温泉へ向かいました(途中、無言館の前を通り過ぎましたが休館の看板が見えました)。
移動ルート(この日の流れ)
上田駅(上田電鉄) → 下之郷駅(徒歩) → 生島足島神社(レイライン線バス) → 別所温泉駅(以降徒歩) → 別所神社 → 常楽寺 → 安楽寺(安楽寺八角三重塔) → 北向観音 → 水車小屋 → 湯かけ地蔵 → 足湯 ななくり → 別所温泉駅
下之郷駅と生島足島神社
下之郷駅は、生島足島神社を彷彿とさせるような味のある駅舎。降りた瞬間からどこか気持ちが高まります。生島足島神社では「傘のおみくじ」を初めて見かけ、旅先ならではの発見に思わず足を止めました。
レイライン線で別所温泉へ
この日は4月から運行再開したばかりのレイライン線バスを利用。途中で無言館の前を通りましたが「休館」の看板が出ていて少し残念。でも、それも旅の一部。別所温泉に向かう車窓や町並みを眺めながら、次に訪れる景色に期待が膨らみます。
タイムスリップしたような別所温泉駅舎
別所温泉駅に到着すると、まるで時間が止まったかのような味のある駅舎に出迎えられます。古き良き温泉街の空気が漂い、のんびり歩くだけで心がほどけていくようでした。
別所温泉・神社仏閣めぐり(歩いて巡る見どころ)
別所温泉の中心部は徒歩で回れるコンパクトさ。訪れたスポットはいずれも風情があり、「歩く楽しさ」が詰まっています。以下、訪問順に印象を書きます。
別所神社
別所神社の神楽殿からの景色は、まるで額縁に入った名画のよう。晴れて青空でなくても、しばらく立ち止まって眺めていたくなる光景でした。
常楽寺
山寺らしい静けさと落ち着きがあり、散策の中で心が落ち着く場所。境内の雰囲気がゆったりとしていて、旅の疲れがすっと抜けていきました。
安楽寺(八角三重塔)
安楽寺は曹洞宗の古刹で、国宝に指定されている「八角三重塔」を有する信州最古の禅寺のひとつ。八角三重塔は威厳があり迫力があり、しばらく見惚れてしまう存在でした。歴史を感じる建物に触れて、心がリセットされる時間を過ごしました。
北向観音
北向観音は温泉街の中心にあり、善光寺と向き合う形で建っていることで有名です。両参りをするとご利益があるとされ、地元の方や旅人にも親しまれていました。
水車小屋・湯かけ地蔵・足湯 ななくり
町のなかには風情のある水車小屋があり、湯かけ地蔵や足湯「ななくり」など、散策の合間に立ち寄れるスポットが点在。歩き疲れたら足湯でほっと一息つけるのも、この街の魅力です。
懐かしく心地よい散策の時間
別所温泉はどこか懐かしさを感じる町並みで、「また来たい」と思わせる穏やかな雰囲気がありました。ひとりでぶらぶらと歩きながら、地元の風景や古い建物に触れるだけで心が満たされます。この記事では別所温泉までの前半を紹介しました。後半は上田城などを巡った記録を続けます。





























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