金沢滞在中に参加した、滋賀・竹生島、彦根城、多賀大社をめぐる日帰りツアー。
琵琶湖に浮かぶ神聖な島を訪れたあと、午後は彦根城と多賀大社へと向かいました。
個人では巡りにくいルートを一日でたどれるのは、ツアーならではの魅力。
限られた時間の中で出会った風景や、移動の流れも含めて、この日の旅を記録しています。
※この旅の前半、竹生島での記録はこちらからご覧いただけます。
▶ 竹生島で出会った祈りの風景をたどる
金沢から滋賀へ──ツアーで広がる旅の選択肢
2023年6月。金沢発のバスツアーで竹生島を訪れたあと、午後は滋賀県へ。
彦根城と多賀大社をめぐる行程へと続きました。
この日の旅は、琵琶湖に浮かぶ竹生島から始まっています。
拠点となる場所から少し離れた土地へ、効率よく足を延ばせるのがツアーの魅力です。
個人では移動の組み合わせが難しいルートでも、一日で無理なく巡ることができます。
思い描いていた彦根城と、実際の行程のずれ
今回のツアーで本来いちばん楽しみにしていたのは竹生島で、午後の彦根については「せっかくなら見てみたい」という気持ちでした。
ただ実際の行程では、夢京橋キャッスルロードの散策が中心で、個人的には少し違和感を覚えました。
町並みはきれいに整えられているものの、どこか新しさを感じてしまい、歴史の積み重ねから生まれるような趣とは少し異なる印象でした。
限られた時間の中で、彦根城へ向かう
今回参加したツアーでは、彦根では城下町周辺の散策が中心で、彦根城は遠くから眺める形となり、敷地内に入る行程は含まれていませんでした。
そのため、実際に城内へ足を運びたい場合は、自由時間の中で移動時間も含めて調整する必要があります。
私自身もわずかな時間で向かおうとしましたが、時間に追われる中での行動は思った以上に慌ただしいものでした。
時間を気にしながら石段を上っていたそのとき、足を取られて転んでしまい、思いがけず怪我をしてしまいました。
大きな怪我ではなかったものの、その後は気持ちが少し沈んでしまい、城の印象もどこかぼんやりとしたものになってしまいました。
旅の中では、こうした小さな出来事が、そのまま記憶の色を変えてしまうことがあります。
この日の彦根城は、景色そのものというよりも、「急いで向かったこと」と「転んでしまったこと」が強く残る場所になりました。
多賀大社で感じた、旅の終わりの静けさ
この日の最後に訪れたのは、「お多賀さん」の名で親しまれる多賀大社。
延命長寿や縁結びの神として知られ、伊邪那岐命・伊邪那美命を祀る由緒ある神社です。
境内に足を踏み入れると、それまでの観光地の賑わいとは異なる、落ち着いた空気に包まれました。
楼門をくぐり、本殿へと向かう時間は、自然と気持ちが整っていくような感覚があります。
一日の終わりに訪れたこともあり、参拝を終えたあとの静けさが強く印象に残りました。
どこか「区切り」のような感覚があり、旅の締めくくりにふさわしい時間でした。
ツアーだから出会えた、もうひとつの旅のかたち
ひとり旅というと、自分ですべてを組み立てるイメージがありますが、ツアーという形を取り入れることで、個人では訪れにくい場所へも自然に足を延ばすことができます。
一方で、バスツアーでは見学時間が限られているため、常に時間を意識して行動する場面も多く、今回のように少し無理をしてしまうこともありました。
金沢へ戻るバスの車窓から、ゆっくりと暮れていく空を眺めながら思ったのは、旅の選択肢は思っていたよりも広いということでした。
竹生島から続いたこの一日は、滋賀の歴史と祈りに触れる時間であると同時に、旅のスタイルそのものを少し広げてくれた一日でもありました。










📖 湖国の歴史と祈りにふれた一日の記録
この日の旅は、琵琶湖に浮かぶ竹生島から始まりました。
湖上に佇む神聖な島で、宝厳寺と都久夫須麻神社を巡った時間は、今回の旅の大きな印象として残っています。


コメント