金沢滞在中、介護用品の買い物で出かけた郊外。
帰りのバスを乗り間違え、思いがけずたどり着いたのは「金沢港クルーズターミナル」。
子どもの頃にはなかった新しい施設で、夜の港に灯る青いイルミネーションを眺めながら、静かな時間を過ごしました。
金沢滞在中、父の介護用品を買いに郊外へ出かけた帰り道。土地勘がないうえに方向音痴で、帰りのバス停をうっかり間違えてしまいました。気がつけば終点のアナウンス。「金沢港クルーズターミナル」とのこと。子どもの頃にはなかった名前に驚きつつ、車窓から見えるライトアップされた建物に思わず見入ってしまいました。
運転手さんによると、このバスが折り返し運転になる最終便。次を逃したら帰れなくなると思いながらも、せっかくなので少しだけ散策することに。
2020年にオープンした金沢港クルーズターミナルは、屋根が日本海の白波をイメージしたデザインで、海に面した壁は全面ガラス張り。昼間は開放的な海の景色を望め、夜はライトアップが美しいそうです。この夜は人もまばらで、お店もレストランもすでに閉まっていましたが、青い光に包まれた館内はどこか幻想的。
偶然とはいえ、金沢の新しい海の玄関口を知ることができたのは思わぬ収穫でした。終バスに間に合うよう足早に戻りながらも、いつか昼の港を見に来ようと心に決めました。









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