世界遺産・白川郷。子どもの頃にテレビや絵本で見た「日本昔話」の風景がそのまま残る場所。
2022年9月、大人になってから初めて訪れた白川郷は、懐かしさと新しさが混じる不思議な時間の流れの中にありました。
晴れ渡る空の下、童心に帰るような旅の記録です。
岐阜県北西部、庄川の流域に広がる白川郷(しらかわごう)は、合掌造りの家屋が立ち並ぶ集落として知られていて世界遺産にも登録されています。
富山県南西部の五箇山とともに、白山の麓に息づくこの土地は、今も昔も人々の暮らしの温もりを感じる場所です。
大人になってから訪れるのは初めて。どこかで、子どもの頃の自分に会いに行くような気持ちで向かいました。
金沢駅前から特急バスでアクセスでき、白川郷の展望台へはシャトルバスもありますが、この日は歩いて登ることに。
少し汗ばむほどの陽気のなか、青空に浮かぶ合掌造りの屋根が次第に近づいてくると、まるで絵本の世界に迷い込んだようでした。
澄んだ川の流れがきらめき、風は心地よく、蕎麦の花が一面に咲いていて、白い花越しに見える集落の姿は本当に美しいものでした。
合掌造りの村を散策していると、観光ポスターでよく見る構図の場所にも出会い、思わず写真を撮って満足の笑み。
外国人観光客も多く見かけましたが、まだ、現在のようなオーバーツーリズムというほどではなく、静けさと賑わいがほどよく共存していました。
子どもの頃に憧れた「日本昔話」の風景の中を歩くようなひととき。懐かしさに包まれながら、心まで澄み渡るような秋の旅となりました。






















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