滝の音に包まれながら、ゆっくりと渓谷を歩く3時間。
赤目四十八滝は、想像していた「散策」よりも少しだけしっかりとした山歩きでした。
それでも、流れ落ちる水と深い緑に包まれる時間は、疲れ以上の心地よさを残してくれます。
ゴールデンウィークに夫婦で訪れた、三重の渓谷での一日を記録します。
日本の滝100選、赤目四十八滝を歩く
2023年のゴールデンウィークに、夫婦で訪れた三重県の赤目四十八滝。
近鉄・赤目口駅から三重交通バスに乗り、終点の赤目滝バス停で下車します。
バスを降りた時点では「渓谷散策」という軽いイメージでしたが、実際には想像よりもしっかり歩くコースでした。
志摩滞在中に見つけた、赤目四十八滝という場所
志摩に滞在していたとき、「少し自然の中を歩きたいな」と思い、調べて見つけたのが赤目四十八滝でした。
名前のとおり本当に48もの滝があるのか気になって調べてみると、ハイキングコースでは大小含めて滝壺も含め約23の滝を見ることができるとのこと。
約3.3kmの間にそれだけの滝が点在していると知り、「マイナスイオンに包まれながら歩けそう」と期待が膨らみました。
コースの種類と実際に歩いた印象
実際に訪れてみると、コースはいくつかに分かれており、滝を巡る散策ルートは主に2つ。
布曳滝までの約900mは比較的なだらかな散策コース、さらに奥の岩窟滝までは約3.3kmの渓谷ハイキングコースになっています。
普段あまり運動をしていないこともあり少し不安はありましたが、実際に歩いてみると、岩窟滝までの往復も無理なく歩くことができました。
とはいえ、思っていたよりはしっかりとした山道で、「軽い散策」というよりは少し歩きごたえのあるコースという印象です。
日本の滝100選にも選ばれているこの場所は、大小さまざまな滝が連なる渓谷。
ゴールデンウィークということもあり、家族連れや年配の方の姿も多く見られました。
ただ、見た目の穏やかさに反して、歩きごたえはしっかりあります。
道中では、ご高齢のご夫婦がゆっくりと歩いている姿も見かけました。
その様子を見て、「自分たちも歳を重ねても、こうして一緒に歩けたらいいね」と自然に言葉がこぼれます。
少し息が上がるような道のりだからこそ、そんな思いがより強く残りました。
奥へ進むほどに、滝の迫力が増していく
渓谷沿いの遊歩道を進んでいくと、次々と滝が現れます。
歩き始めの頃は穏やかな流れの滝が多いのですが、上流に進むにつれて水量と落差が増し、迫力が一気に変わっていきました。
特に印象に残ったのは、奥の方で出会ったいくつかの大きな滝。
水音が渓谷全体に響き渡り、近づくと会話が聞こえなくなるほどの迫力でした。
思わず動画を撮りたくなるような、圧倒的な存在感があります。
実際の水の音や迫力は、写真よりも動画の方が伝わると感じました。
印象に残った滝の様子を、短い動画でも記録しています。
滝壺の近くでは、水しぶきが霧のように舞い上がり、肌にひんやりとした感触が残ります。
その空気の違いだけでも、「ここまで歩いてきてよかった」と感じられる瞬間でした。
思ったよりも歩く。軽いトレッキングに近い道
道中は整備された遊歩道ではあるものの、アップダウンが続きます。
階段や坂道も多く、場所によっては足元に注意が必要な箇所もありました。
体感としては「気軽な散策」というより、軽いトレッキングに近い印象です。
この日は私はトレッキングシューズ、夫はスニーカーで歩きました。
スニーカーでも歩くことは可能でしたが、濡れている場所や滑りやすい箇所もあるため、安心感という意味ではトレッキングシューズの方が適していると感じました。
途中、小さな花が咲いているのを見つけて足を止める場面もありました。
名前はわからなかったものの、そうした何気ない出会いも、この道を歩く楽しさのひとつです。
3時間歩いたあとに残る、静かな満足感
※往復でおよそ3時間かかるため、時間に余裕をもって訪れるのがおすすめです。
往復でおよそ3時間。
歩き終えたときには足にほどよい疲れを感じつつも、心は不思議と軽くなっていました。
滝の音と水の気配に包まれながら過ごした時間は、ただの観光とは少し違う感覚があります。
自然の中で過ごすことで、身体だけでなく気持ちも整っていくような感覚でした。
次に訪れるなら、紅葉の時期もきっと美しいはず。
季節を変えて、また歩いてみたいと思える場所です。
アクセス情報
赤目四十八滝へは、近鉄・赤目口駅から三重交通バスを利用してアクセスできます。
駅前から赤目滝行きのバスに乗車し、約10分で終点の赤目滝バス停に到着します。
バス停から入口までは徒歩3分ほどと、比較的わかりやすい立地でした。
なお、バスの本数は多くないため、事前に時刻を確認しておくと安心です。
※ゴールデンウィークに訪れましたが、バスは問題なく利用できました。



















📖 三重で出会った、自然の中を歩く時間の記録
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志摩で訪れた神話の地でも、木々に囲まれた静かな時間を過ごしました。


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