雨上がりの瑞龍寺へ|高岡に残る国宝禅寺の静かな境内

北陸

江戸初期の禅宗寺院建築の傑作とされる「高岡山瑞龍寺」。
加賀藩二代藩主・前田利長の菩提を弔うために建立された寺で、山門・仏殿・法堂などの壮大な伽藍が国宝に指定されています。
金沢滞在中、少し足をのばして訪れた境内には、静寂と建築美が調和した世界が広がっていました。


金沢滞在中に訪れた高岡・瑞龍寺

父の介護で金沢に滞在していた2022年の9月に、以前から気になっていた高岡市の瑞龍寺を訪れました。
瑞龍寺は、高岡観光では外せない寺院として、多くの参拝者が訪れる禅寺です。 ここは、あいの風とやま鉄道・高岡駅南口から徒歩10分ほどで、想像していたよりもずっとアクセスのよい場所にありました。

加賀前田家ゆかりの禅寺・高岡山瑞龍寺

曹洞宗の寺院・高岡山瑞龍寺は、加賀藩二代藩主・前田利長公の菩提を弔うため、三代藩主・前田利常によって建立されたもの。 約20年の歳月をかけて完成したといわれ、当時の寺域は三万六千坪。周囲に壕をめぐらせた壮大な造りは、まるで城郭のようだったそうです。

平成9年には、山門・仏殿・法堂の三棟が国宝に指定され、さらに総門・禅堂・大庫裏・回廊・大茶堂なども国の重要文化財に指定されています。 江戸初期の禅宗建築を今に伝える貴重な遺構であり、静かに歩くだけで歴史の重みが感じられました。

整然と並ぶ七堂伽藍の美しい境内

広い境内には七堂伽藍と呼ばれる七つの主要建物が整然と並び、どこを切り取っても計算された美しさがあります。 雨上がりのこの日は、青々とした芝生がしっとりと輝き、石畳や瓦屋根がその緑を映していました。

丁寧に手入れされた庭と堂宇のたたずまいから、加賀前田家の財力と信仰の深さが伝わってきます。

静寂に包まれる北陸を代表する禅寺

荘厳でありながら、どこか柔らかな静けさをたたえる瑞龍寺。 金沢から足をのばして訪れる価値のある、北陸を代表する名刹だと感じました。

瑞龍寺を訪れたあと、日本三大大仏の一つとして知られる高岡大仏にも立ち寄りました。

国宝 瑞龍寺の基本情報

所在地:富山県高岡市関本町35
拝観時間:9:00~16:30(閉門)
※冬季(12月10日~1月31日)は16:00閉門
アクセス:
・あいの風とやま鉄道 高岡駅 南口(瑞龍寺口)より徒歩約10分
・北陸新幹線 新高岡駅より徒歩約15分

国宝 瑞龍寺山門の重厚な木造建築
高岡・瑞龍寺の仏殿と広い境内
高岡の名刹 瑞龍寺の静かな境内風景
雨上がりの瑞龍寺の瓦屋根と緑の庭
高岡・瑞龍寺の回廊と芝生の庭
国宝 瑞龍寺仏殿と整然とした伽藍
高岡市・国宝瑞龍寺の総門と参道
雨上がりの瑞龍寺境内と青い芝生
高岡・瑞龍寺の仏殿と広い境内
高岡市の日本三大大仏・高岡大仏
高岡駅を挟んで反対側にある、高岡大仏

訪問日:2022年9月28日(火)

高岡のもう一つの国宝寺院はこちら

高岡には、瑞龍寺のほかにも国宝に指定された寺院があります。 北前船の歴史とも関わりの深い勝興寺を訪ねた記事もよろしければご覧ください。

高岡・国宝 勝興寺を歩く|静かな秋の日に訪れた伏木の古刹
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