今回は東京から電車と徒歩だけで巡る、房総・勝浦のひとり旅。
前日に知った「サンキュー♥ちばフリー乗車券」を手に、特急新宿わかしおで海の町へ向かいました。
向かった先は、断崖と入り江が連なる 鵜原理想郷。
少し怖いという噂に不安を抱きながらも歩みを進めた先には、
言葉を失うほどの太平洋の青と、心がほどけるような絶景が待っていました。
怖さを越えた先にある風景は、きっと忘れられない。
そんな“ご褒美のような景色”に出会った、冬のひとり旅の記録です。
前日に知った切符で、房総へ
「サンキュー♥ちばフリー乗車券」を使った1日目のひとり旅。 この切符の存在を知ったのは、なんと旅の前日でした。 昨年訪れたかつうらビッグひな祭りがきっかけで、 「今度は勝浦の海を歩いてみたい」と思い立ち、行き先を探していると 徒歩で行ける岬の景勝地があることを知りました。
勝浦で情報収集|少し怖い?鵜原理想郷
新宿から特急 新宿わかしおで勝浦へ。 乗り換えまで時間があったので観光案内所で 鵜原理想郷 について尋ねると、 「今の時間なら手弱女平までの往復なら女性ひとりでも大丈夫」と教えてもらいました。 その言葉に背中を押され、今日の目的地が決定。
鵜原理想郷へ|洞窟のようなトンネルを抜けて
鵜原駅から徒歩で鵜原理想郷へ。 車道と歩道が分かれていて歩きやすく、入り口までは思ったよりもすぐでした。 ところが中に入ると、足元は凸凹、暗い手彫りのトンネルは洞窟のよう。 上から水滴がぽたりと落ち、少し心細くなる道が続きます。
途中から舗装がなくなり、本格的なハイキングコースに。 突然現れたキョンに思わず息をのむ場面もありました。 滑りやすい箇所に慎重に足を運び、登り切った先で視界が一気に開けます。
手弱女平|太平洋が一気に広がるご褒美の景色
辿り着いた手弱女平からは、 リアス式海岸の向こうに太平洋が大きく広がる絶景。 千葉特有の砂岩の層が連なる崖、その下に打ち寄せる波。 場所によって微妙に違う海の色が、グラデーションのように重なっています。
遠くには、かつうら海中公園の海中展望塔も望めました。 岬の上に設けられた鐘の音が風に溶け、 景色と相まって心まで澄んでいくようでした。
白鳳岬・黄昏の丘・青の洞門へ
この景色を見たら、もう少し歩いてみたくなります。 白鳳岬、黄昏の丘へと足を延ばすと、 芝生の広場の向こうに鵜原海岸が一望できました。 さらに教えてもらった青の洞門方面へ。 入り口はためらうほどの藪道でしたが、 毛戸浦という小さな海岸に降りた瞬間、思わず声が出るほどの絶景が待っていました。
白い鳥居と鵜原海岸
再び道を戻り、短く明るい手彫りのトンネルを抜けると 目の前に鵜原海岸が広がります。 海に向かって立つ八坂神社の一ノ鳥居。 青い海と白い鳥居のコントラストは、まるで絵葉書のようでした。
旅を終えて|怖さを越えた先の景色
ひとつの場所で、これほど多くの絶景に出会えるとは思っていませんでした。 次は夫にもこの景色を見せたい。 そう思えるほど、この日の風景は心に深く刻まれました。
すでに1万歩超えでしたが、 心は軽く、満たされたまま次の目的地へ。 午後も、もう少し海辺の散策を続けます。




































訪問日: 2026年2月21日(土)
往路:新宿駅(特急新宿わかしお)→ 勝浦駅(徒歩)→ 遠見岬神社(徒歩)→勝浦駅(JR外房線)→ 鵜原駅(徒歩)→鵜原理想郷(徒歩)→鵜原海岸(徒歩)→鵜原駅(外房線)→→次へ

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