涼やかな光に舞う金魚たち ― 名古屋・アートアクアリウム展2025を訪れて

アートと文化

光と水が織りなす幻想空間 ― アートアクアリウム展 名古屋2025 ―

2025年7月18日(金)から9月15日(月)まで、
名古屋・栄の中日ビル6階 中日ホールで開催された
「アートアクアリウム展 名古屋2025」を訪れました。

光、音、香りが溶け合う空間の中で、
金魚たちが優美に泳ぐ姿はまるで芸術そのもの。
涼やかな光に包まれ、真夏の暑さを忘れるひとときでした。


光と音が奏でる金魚の舞

アートアクアリウムは、江戸時代から続く金魚鑑賞の文化を
現代アートとして再構築した体験型展示。
水槽そのものがアート作品となり、
光と音、映像、香りが融合した空間で金魚が舞い泳ぎます。

名古屋で初めて体験しましたが、
実はこのアートアクアリウム、銀座三越では常設展として開催されているのだとか。
名古屋でそのことに気づき、少し驚きつつも、
この特別展ならではのスケール感と演出に魅了されました。


五感で感じる“涼”と“華”

幻想的な光の中を、ゆったりと泳ぐ金魚。
そのゆらめく姿に、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。
赤、白、金、黒――色とりどりの金魚が水槽の中を行き交い、
光の反射でまるで踊っているよう。

展示の最後には、華道家・假屋崎省吾さんとのコラボレーション作品も。
金魚と花の融合が、空間全体を華やかに彩り、
光の色が移ろうたびに表情を変えていきます。
まさに“豪華絢爛”という言葉がぴったりの世界でした。


金魚の美しさに包まれて

アートアクアリウム展 名古屋2025は、
視覚だけでなく、音・香・感覚までも満たしてくれる特別な時間でした。
きらめく光の中で泳ぐ金魚たちが、
まるで夏の夢のように心の奥に残っています。

訪問日:2025年8月7日(木)
往路:東京🗼(東海道新幹線🚄)→ 名古屋(名古屋市営東山線)→ 栄 (徒歩5分)→ 中日ホール
※このあと、「旅する光の切り絵展 ~くうそうって、まほうだよ~」を訪問

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