東京発ひとり旅|野辺山天文台とHIGH RAIL 1375 幻想的な高原列車の旅

信越

気になっていた場所のひとつ、長野県南佐久郡にある
**国立天文台 野辺山宇宙電波観測所(野辺山天文台)**へ
秋の終わり、霧雨に包まれた高原で見上げた無数のパラボラアンテナは、静かに宇宙と交信しているような幻想的な風景でした。

野辺山駅からの無料シャトルバスの運行期間延長をきっかけに、ようやく叶った今回のひとり旅。さらに念願だった観光列車「HIGH RAIL 1375」にも乗車し、
雲と霧に溶けるような高原を走る列車旅を楽しみました。


国立天文台 野辺山宇宙電波観測所(野辺山天文台)へ

2025年10月。高原を走るJR小海線とともに、以前から気になっていた国立天文台 野辺山宇宙電波観測所へ。 野辺山駅から天文台までの無料シャトルバスが9月末から延長運行されたことを知り、ようやくスケジュールが合って今回の訪問が実現しました。

野辺山駅からは、周辺を観光できる「野辺山周辺観光バス・くるり野辺山2025」も、週末限定で11月末まで運行されています。

JR小海線で訪れる野辺山駅は、JRの駅の中で日本一標高が高い場所にある駅。 ホームや駅舎には「日本一高い場所にあるJRの駅」の看板が掲げられ、高原の駅に来たことを実感します。

HIGH RAIL 1375乗車

そしてこの日は、人気の観光列車 HIGH RAIL 1375 も運行。指定席も予約できたことで、小淵沢駅から野辺山駅までの短い区間でしたが、念願の乗車も叶いました。

電車が走り出す前に、まずは車両内を見学。 まるでモデルルームのような車内には、星空をあしらったシートや壁紙が使われ、円形に配置された書棚には天文関連の書籍が並ぶ「ギャラリーHIGH RAIL」があります。

さらに天井には半球ドームが設置され、星空映像が投影される仕掛けもあり、まさに星空をテーマにした観光列車という言葉がぴったり。 本棚にある本は座席で読むこともでき、高原を走る列車の中で車窓を眺めたり、読書を楽しんだりする光景が自然と浮かび、胸が高鳴ります。

あいにく霧雨模様の天気で、標高が上がるにつれて清里周辺は霧に包まれ、幻想的な風景が広がっていました。 野辺山駅は、JRの駅の中で日本一標高が高い場所にある駅。 ホームや駅舎には「日本一高い場所にあるJRの駅」の看板が掲げられています。

天文台への無料シャトルバスに乗る前に

当初は天文台見学のあと、無料シャトルバス「くるり野辺山」で、しし岩やJR最高地点など周辺を回る予定でしたが、この天候では難しそうです。

霧雨で視界も良くないため、天文台の敷地を歩く前に野辺山駅の観光案内所で熊の出没についても確認してみました。 すると「八ヶ岳方面には出没情報がありますが、野辺山周辺は大丈夫ですよ」とのことで、少し安心しました。

無料シャトルバスで、いざ天文台へ

バスを下車して天文台入口に向かって歩いていると、霧雨の中、傘をさしていてもすぐに服が湿ってくるほどでした。 広大な敷地をゆっくり歩きたかったので、持参していた山歩き用のカッパを着て散策を始めました。

ここ国立天文台は、40年以上にわたって世界をリードしてきた、日本の電波天文学の聖地です。

天文台の隣には、プラネタリウムもある長野県の星と宇宙の体験施設「ベジタボール・ウィズ」があります。 バスを下車した家族連れはその建物へ吸い込まれていきました。 理由はあとでわかったのですが、名探偵コナンのシアター上映が行われていたからでした。

壮大なパラボラアンテナ

目の前に現れたのは、空を向く大きなパラボラアンテナがずらりと並ぶ光景──まさに壮観。 電波観測のため、一定エリアでは携帯電話の使用が禁止されており、機内モードに設定します。

これだけの規模の施設を無料で見学できるのは、本当にありがたいこと。 一番大きなアンテナは直径45mもあるそうで、霧雨の中でも迫力は十分でした。 こちらは現役で稼働しているアンテナです。

晴れた日には青空を背景に、また違った美しさが見られそうです。

敷地内には観測や宇宙の仕組みについてのパネルが多数ありました。 霧雨の中で立ち止まって読むのが大変だったため、写真に収めて後からゆっくり見ることにしました。

少し難しい説明もありますが、子ども向けのわかりやすいイラストパネルもあり、楽しく理解できます。

無料シャトルバスの注意点

国立天文台から発車する無料シャトルバスは、野辺山駅行きだけでなく無料駐車場行きの便もありますので、乗り間違えないようお気をつけください。

私は間違えて無料駐車場に着いてしまい、再度国立天文台に戻ってくることになりました。

野辺山の旅のまとめ

今度はぜひ主人と一緒に、この壮大でロマンのある場所をもう一度歩いてみたいと思います。 そして青空の下、南アルプスとパラボラアンテナのコラボも見てみたいなぁと思いました。

帰りの小淵沢駅では、生信玄餅を初めて見つけて、信玄餅好きの甥っ子を思い出して購入。 (うっかり写真を撮り忘れてしまいましたが…)

静かに宇宙を感じられる野辺山の一日。 天候に恵まれなくても、霧に包まれたパラボラ群は心に残る光景でした。

アクセス情報

JR中央本線で小淵沢駅乗り換え、JR小海線野辺山駅下車
徒歩30分
JR野辺山駅〜国立天文台野辺山間の無料シャトルバス(乗車5分)
※見学後、野辺山周辺の観光には無料シャトルバス「くるり野辺山」が便利(冬季運休)
また、有料ですが清里ピクニックバスにて清里の観光地への連絡も可能です。(冬季運休)

霧雨の高原に並ぶパラボラアンテナの風景を観光列車「HIGH RAIL 1375」と共にご覧ください。

訪問日:2025年10月25日(土)

観光列車に乗る旅や、電車で出かけたひとり旅の記事もあわせてご覧ください。

東京発ひとり旅|SLぐんま乗車記 上越線で楽しむノスタルジック列車旅
東京発のひとり旅で、上越線を走る蒸気機関車「SLぐんまみなかみ」に初めて乗車。たんばらラベンダーパークの帰りに沼田駅から乗り、高崎まで汽笛や煙、レトロな車内に包まれながら過ごしたノスタルジックな鉄道体験を記録した旅ブログです。

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