東京駅を朝6時すぎに出発し、犬山駅に着いたのは8時30分ごろ。
この日は犬山城の9時の開場に合わせ、城下町を歩いて天守を目指しました。
途中、「犬山城への近道」という案内につられて進むと、ピンクのハート型の絵馬や恋みくじが並ぶ三光稲荷神社へ。
さらに猿田彦神社、針綱神社を通り、開場直後の犬山城には待ち時間なく入ることができました。
靴を脱いで上る木造天守の急な階段、最上階から見渡す木曽川、そして想像以上に細く少し緊張した外周回廊。
実際に歩いて分かった犬山城の様子と、朝早く訪れて感じたことを振り返ります。
犬山駅に8時30分到着|9時の開場を目指して犬山城へ
この日は東京駅を6時すぎに出る新幹線で名古屋へ向かい、名鉄犬山線の特急に乗り換えました。
犬山駅に到着したのは8時30分ごろ。犬山城は9時から入場できるため、開場時間に合わせて歩いて向かいます。
犬山城への近道で偶然出会った三光稲荷神社
犬山城へ向かって歩いていると、「犬山城への近道」と案内されたルートがあり、そのまま進んでみることにしました。
選んだのは三光稲荷神社を通って犬山城へ向かうルートです。
もともと神社に立ち寄る予定はなかったのですが、境内に入ると赤い鳥居が連なり、「縁」と書かれたピンクのハート型の絵馬がずらり。
さらに、お狐さまのまわりには、ころんとしたピンクのハート型の恋みくじもたくさん並んでいました。
まだ朝の早い時間にもかかわらず、ここでは若い女性の姿が多かったのも印象に残っています。
私は犬山城へ向かう途中で「かわいいな」と写真に収めただけでしたが、縁結びで人気の神社らしい華やかな光景は、思いがけず目を引きました。
そのまま犬山城へ向かって進むと猿田彦神社があり、さらに先には針綱神社もあります。
どちらも写真に残していましたが、この日は神社巡りが目的だったわけではなく、犬山城への道を歩く中で自然に通りかかったものでした。
三光稲荷神社から続く長い階段を上り、針綱神社を通って犬山城へ。
犬山城だけを目指して歩き始めた朝でしたが、その途中でいくつもの神社に出会えたのも、このルートを歩いたからこその発見でした。
9時の開場直後なら待ち時間なし|朝の犬山城へ
犬山城には開場時間に合わせて到着しました。
途中には混雑時の待ち時間を示すと思われる「ここから60分」といった案内もあり、「犬山城ってそんなに人気なんだ」と驚いたのを覚えています。
ところが、この日は開場直後だったため観光客はまだそれほど多くなく、並ぶことなくスムーズに入ることができました。
三光稲荷神社では若い女性の姿が目立ちましたが、犬山城まで来ると観光客は老若男女さまざま。すぐ近くでも訪れる人の雰囲気が違うのが印象的でした。
混雑することもある犬山城ですが、朝いちばんに訪れたことで、比較的ゆっくり見学を始めることができました。
靴を脱いで歩く木造天守|急な階段に注意
犬山城の天守に入ると、靴を脱いでビニール袋に入れ、自分で持ちながら城内を見学します。
中へ入ってまず印象に残ったのは、歴史を重ねた木造建築ならではの感触でした。
歩くと床がミシミシと鳴り、木の手すりに触れながら進んでいくと、長い時間を経てきた建物の中を実際に歩いていることを実感します。
そして何より驚いたのが、天守へ上がる木の階段。
想像していた以上に急で、足元を確認しながら慎重に上りました。
靴を脱いで歩くことに加え、この急な階段を上り下りするため、靴下を履き、動きやすい服装で訪れるのがおすすめです。
特にスカートよりもパンツスタイルの方が、個人的には歩きやすいと感じました。
天守最上階から眺める木曽川の絶景
急な階段を上り、ようやくたどり着いた天守最上階。
外へ出ると、眼下には木曽川が流れ、その向こうには山々まで見渡すことができました。
ここまで木造の急な階段を上ってきたことを忘れてしまうほど、開放感のある眺めです。
冷たい風に吹かれながら見た景色は、犬山城で特に印象に残ったもののひとつでした。
遠くに見えた観覧車と、よみがえった子どもの頃の記憶
天守から景色を眺めていると、山の中に観覧車が見えました。
その姿を見た瞬間、ふと子どもの頃に家族で犬山遊園地を訪れた記憶がよみがえりました。
家には当時の写真も残っていたため、「あのときの観覧車なのかな」と懐かしくなったのを覚えています。
ところが、あとから調べてみると、この日犬山城から見えていたのは、日本モンキーパークの大観覧車でした。
子どもの頃に犬山遊園地で見た観覧車とは、別のものだったのです。
見覚えがあるように感じた観覧車から、思いがけず昔の家族旅行を思い出しました。
同じ犬山を訪れながら、子どもの頃の記憶と現在の風景が重なった瞬間でした。
絶景だけれど少し怖い?天守最上階の外周回廊
天守最上階からの景色は素晴らしかった一方で、実際に外へ出てみて驚いたこともありました。
最上階の外側には、天守をぐるりと取り巻く細い回廊があります。
通路はかなり狭く、前を歩く人を追い越すことはほぼできません。私が訪れたときは一方通行になっていて、係員の方も何度も、立ち止まらずに進むよう声をかけていました。
さらに、回廊の手すりは私には低めに感じられました。
私は高所恐怖症ではありませんが、風のある高い場所ということもあり、少し心もとなく感じて「早く先へ進みたいな」と思ったほどです。
ところが、前の人が写真撮影のために立ち止まると、後ろにいる人も進めません。
城の下にいる人に向かってポーズを取り、何度も写真を撮っている人もいて、そのたびに列が止まってしまう場面がありました。
ゆっくり景色を眺めたい気持ちになる場所ですが、回廊では後ろにも人が続いています。
景色を楽しみながらも、立ち止まらず流れに沿って進むことを意識しておくとよさそうです。
天守をあとにして、神木「大杉様」へ
急な階段を下りて天守をあとにすると、そのそばに大きな杉が立っていました。
写真には残していたものの、このときは詳しいことを知らず、あとから調べて「大杉様」と呼ばれる犬山城の御神木だったことを知りました。
かつては犬山城よりも少し高いほどの大木だったそうですが、落雷や伊勢湾台風によって枯れたあとも、長年城を雷や台風から守ってきた御神木として祀られています。
朝の城下町を歩いて犬山をあとに
犬山城をあとにして、城下町を歩きました。
古い建物を利用したお店などもあり、歩いているだけでも城下町らしい雰囲気を感じます。
ただ、この日は朝早く犬山城を訪れたため、まだ開店前のお店も多い時間帯でした。
今回はどこかのお店へ立ち寄ったり、食べ歩きをしたりすることはなく、町並みを眺めながら歩きました。
犬山城をゆっくり見たいのか、城下町で食べ歩きや店巡りも楽しみたいのか。
訪れる時間によって、犬山での過ごし方もずいぶん変わりそうです。
犬山城へのアクセス
最寄り駅は名鉄「犬山駅」または「犬山遊園駅」です。
私は犬山駅から城下町を歩き、三光稲荷神社を経由して犬山城へ向かいました。
入場時間や料金などは変更される場合があるため、訪問前に犬山城の公式案内で最新情報をご確認ください。












🔔 城と町を歩いた旅
犬山城では、現存する木造天守の急な階段を上り、最上階から木曽川を眺めました。
城そのものだけでなく、城へ向かう道や周辺の町を歩いた時間も、この旅の印象に残っています。
これまでに訪れた城の中から、天守や城下町を実際に歩いた旅をあわせてご紹介します。


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