紙一枚から生まれる、驚きと美しさ。
布施知子さんの折り紙展「紙の鼓動」が気になり、東京から名古屋のヤマザキマザック美術館へ。
折り紙本で見ていた作品を実際に目の前で見たときの感動、
そして常設展で心惹かれた一枚の絵──
大人のひとり旅として、静かに心が満たされる一日でした。
ヤマザキマザック美術館へ、折り紙の世界を見に
2025年1月。名古屋にあるヤマザキマザック美術館で開催されている、
「布施知子 ORIGAMI -紙の鼓動-」展が3月23日までということで訪れました。
布施知子さんの折り紙本を何冊か持っていて、難しくて折れない作品もありながら、
「折り紙がこんなアートになるなんて!」といつも驚かされていたので、
展覧会があると知って、ぜひこの目で見たいと思ったのです。
紙の一枚から生まれる、驚きの造形
会場に入ると、繊細でありながらも存在感のある作品が並び、
まるで紙が呼吸しているような“鼓動”を感じました。
可愛らしい作品タイトルかと思いきや、「アリ地獄」という題がついた作品もあり、
そのギャップに思わず立ち止まります。
どの作品も、紙を一切切らず、折るだけで生み出された造形。
「これが本当に一枚の紙からできているの?」と信じられないほど精密で、
光と影のバランスが生み出す立体感はまるで魔法のようでした。
常設展も見応えたっぷり
企画展だけでなく、ヤマザキマザック美術館の常設展も観覧できました。
イヤホンガイドがあるので、ひとりでもゆっくりと作品世界に浸ることができます。
特に印象に残ったのは、ミモザの花を描いた絵画。
やさしい黄色が冬の終わりを感じさせ、心がほっと温まりました。
紙とアートに触れる、静かなひととき
紙を折るだけでこれほど豊かな表現ができることに感嘆し、
布施知子さんの頭脳と、魔法のような手に心から敬意を抱きました。
静かな空間の中でアートと向き合う時間──まさに大人の社会科見学のようなひとり旅でした。
































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