「マイナス10℃」に惹かれて御在所へ――空中散歩とアブの洗礼

三重

酷暑が続く中、「マイナス10℃」というキャッチフレーズを見つけ、思わず飛びついたのが御在所岳への避暑旅です。 三重県と滋賀県の県境にそびえる御在所岳は鈴鹿山脈の主峰。(ロープウェイ)湯の山温泉駅からロープウェイに乗れば、15分の空中散歩で標高1,180mの山上公園駅へと運んでくれます。世界規模を誇るロープウェイに乗り込み、期待を膨らませて出発しました。

御在所ロープウェイで、涼を求めて山上へ

ロープウェイからの眺めは爽快で、夏の空に包まれながら山上に降り立った瞬間、涼風が来るはず……と思ったのですが、意外な現実が待っていました。

“マイナス10℃”のはずが…? 山上の意外な現実

「あれ? 思ったより暑い…」。体感は下界とそれほど変わらない印象で、さらに驚いたのはアブがあちこちに飛んでいること。小さな子どもが「虫がイヤ」と親に言う声が響き、他にも虫に困っている家族連れの様子が見受けられました。

リフトで山頂へ、期待と現実のギャップ

それでもせっかく来たのだからと、リフトで標高1,212mの頂上駅へ向かいました。富士見岩展望台や望湖台を歩くつもりでしたが、山頂でもアブがブンブン。虫が大の苦手な私は、落ち着いて散策できそうにありませんでした。

アブの大群と向き合いながら思ったこと

正直、心がちょっと「ちーん」となった瞬間もありましたが、これも旅の一部。自然は思いどおりにはならないもの。アブの情報は事前の確認不足だったなと反省しつつ、今回は無理をせずに早めに下山することにして、「アブの少ない季節にまた来よう」と決めました。

今回の御在所は、涼を期待して訪れたものの、自然の“余白”に触れたような体験になりました。次回は虫の少ない季節に、ゆっくり遊歩道を歩いて、眺望を満喫したいと思います。

訪問日は7月30日なのに日付が違っている💦

訪問日:2025年7月30日

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