東京発ひとり旅|冬の京都・早朝さんぽ。静かな清水寺から高台寺へ歩く

京都

30数年ぶりの京都、2日目は“早朝からの京都散歩”。
花見小路や清水寺、二寧坂、ねねの道を歩きながら、静かな時間を堪能しました。
冬の澄んだ空気と人の少ない朝の京都で感じた、ひとり旅ならではの魅力を綴ります。


冬の早朝の京都で出会う静寂

2024年1月。30数年ぶりに訪れた京都、2日目の朝。前日の経験から「京都観光は早起きが鍵」と実感し、この日は夜明け前の6時過ぎにホテルを出発しました。まだ街が静まり返る時間。冬の澄んだ空気を感じながら、ひとり早朝の京都を歩きます。


花見小路から安井金比羅宮、そして清水寺へ

祇園の花見小路を通り抜け、まずは縁切り神社として知られる「安井金比羅宮」へ。まだ日も昇りきらない時間でしたが、境内にはすでにお参りする人の姿がちらほら。京都らしい清々しい朝の空気に包まれながら、静かに手を合わせました。

そのまま清水寺方面へ歩を進め、7時ごろに到着。冬の早朝にもかかわらず、すでに観光客の姿があることに驚きました。やはり京都は、世界中から人を惹きつける場所。朝日に照らされる清水の舞台を眺めながら、凛とした時間を過ごしました。


二寧坂から八坂の塔へ、和の街並みを歩く

清水寺を後にして、二寧坂へ。石畳の坂道の先に、八坂の塔が見える景色はまさに「これぞ京都」。静かな時間に歩くと、日中とは違う風情を感じます。

途中、二寧坂の一角にある「畳のある和風スターバックス」に立ち寄ってみることに。開店時間の8時を少し過ぎた頃でしたが、すでにほぼ満席。訪日客が多く、改めて京都人気の高さを実感しました。結局、席が空かず次の目的地へと足を進めることにしました。


八坂庚申堂から高台寺、圓徳院へ

その後、八坂庚申堂、ねねの道、石塀小路、高台寺、圓徳院とゆっくり歩いて巡りました。カラフルなくくり猿が印象的な八坂庚申堂では、朝の光に照らされた色鮮やかな景色が心に残ります。早朝からの行動だったおかげで、どこもまだ静かで穏やか。時間を気にせず、京都の街並みをじっくり味わうことができました。

気づけば、時計の針はすでに11時。人の数も増え始め、賑やかさが戻ってきました。このあとは円山公園までの散策として、混み合う八坂神社はパスすることに。朝の静けさを味わえた京都散歩の時間に感謝しながら、次の目的地へと向かいました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました