東京発ひとり旅|万治の石仏へ導かれて ― 下諏訪・春宮の町歩き

信越

下諏訪駅に降り立ったこの日、目的は諏訪大社四社のうち、まずは「春宮」と「秋宮」へ。
「しもすわ 99分のまちあるきマップ」を片手に歩き出した町は、穏やかな秋の空気に包まれ、どこか懐かしい時間が流れていました
諏訪大社下社春宮から万治の石仏へと導かれるように歩いた、静かなひとり旅の記録です。


下諏訪駅から諏訪大社下社春宮へのアクセス

諏訪大社下社春宮は、JR中央本線の下諏訪駅から徒歩で訪れることができます。
東京の新宿駅からは特急あずさで上諏訪駅へ向かい、中央本線に乗り換えて約2時間半ほどで下諏訪駅に到着します。

下諏訪駅から春宮までは徒歩約16分。 下諏訪の町は比較的コンパクトで、
諏訪大社下社春宮・秋宮・万治の石仏を徒歩で巡ることができます。

春宮の境内から万治の石仏までは徒歩約3分ほど。
静かな川沿いの道を歩きながら、下諏訪の歴史ある風景を楽しむことができます。

諏訪大社とは

諏訪大社は長野県諏訪地域にある神社で、日本最古の神社のひとつともいわれています。 上社前宮・上社本宮・下社春宮・下社秋宮の四社から成り、古くから諏訪信仰の中心として多くの人々に信仰されてきました。

今回訪れた下社春宮は、静かな森に囲まれた落ち着いた雰囲気の神社で、境内の近くには万治の石仏もあります。 下諏訪の町歩きとあわせて訪れることができる場所です。

諏訪大社下社春宮を参拝

下諏訪駅に着くと、まずは観光案内所へ。 そこでいただいた「しもすわ 99分のまちあるきマップ」が、この日の旅の頼もしい道しるべになりました。 イラスト入りの地図には見どころや食事処がやさしく描かれていて、歩き出す前から心が躍ります。

マップを片手に最初に訪れたのは相楽塚(魁塚)。 そこから進むと、堂々とした大灯籠、さらにその先に春宮大門の大鳥居が見えてきます。

高さ8.5m、明治25年建立の大鳥居。 見上げるほどの迫力に、しばし足を止めて見入ってしまいました。

大門通りを進むと、右手には力石。 かつて力自慢の若者たちが競い合ったという話に、昔の町の賑わいを思い浮かべます。

やがて現れる屋根付きの太鼓橋「下馬橋」。 落ち着いた木の色合いと、美しい反り返りの曲線が印象的で、静かな気配が漂っていました。

その橋を渡ると、ようやく諏訪大社下社春宮へ。 神楽殿に掛けられた立派なしめ縄は、思わず息を呑むほどの存在感で、静かに手を合わせました。

万治の石仏へ

境内を歩いていると、ボランティアのガイドさんから声をかけられ、万治の石仏へ案内していただくことに。 途中にある赤い橋を渡ろうとすると、「行きはあちらの橋から」とのこと。

理由を聞くと、道中に岡本太郎の書が刻まれた石碑があるからだそう。 信仰と芸術がさりげなく交わる風景に、この町らしさを感じました。

万治の石仏は、思っていたよりも大きく、どこかユーモラスなお顔立ち。 お参りの作法が書かれた案内に従って手を合わせると、自然と心がほどけていくようでした。

秋宮へ向かって下諏訪の町歩き

帰りは赤い橋を渡り、浮島社に立ち寄ってから再び春宮へ。 その後は地図を頼りに、今度は秋宮を目指して町を歩きました。

静かな秋の陽射しの中、心地よい達成感とともに流れる穏やかな時間。 下諏訪の町は、歩くほどにじんわりと味わいが増していく場所でした。

観光協会でもらったマップ
春宮までマップに載っている見所に立ち寄り
魁塚は相楽塚とも呼ばれているらしい
魁塚
大灯籠
明治25年建立。高さ8.5mの鳥居
鳥居に紋様のような結び
力石
下馬橋(木像建築物)
春宮に到着
注連飾りの立派なこと
拝殿
拝殿正面
拝殿の横側
岡本太郎書の石碑
万治の石仏
お参りの仕方が独特
春宮の注連飾りに近づいて撮影
浮島社

訪問日:2025年9月30日(火)


諏訪をめぐるひとり旅まとめ

下諏訪から上諏訪へ、歴史ある神社やオルゴールの音色、美術館での静かな時間をめぐった諏訪のひとり旅。
東京から特急あずさで訪れた日帰り旅の全体の流れはこちらの記事でまとめています。

東京発ひとり旅|風と音色に導かれて ─ 下諏訪から上諏訪へ〈諏訪旅まとめ〉

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