青春18きっぷを使って向かった夏の奥日光。
赤沼から戦場ヶ原、湯滝、竜頭の滝、華厳滝へと滝めぐりを楽しみました。
熊鈴を鳴らしながら歩く木道の時間、吹き抜ける風と滝の水しぶきが心地よく、
東京発のひとり旅にぴったりの癒しの一日となりました。
2023年8月。
青春18きっぷを使って向かった先は、夏の奥日光。
赤沼バス停で下車し、湯滝を目指して歩き始めました。
バス停を降りてすぐ、目に入ったのは「熊の目撃情報」の張り紙。 まさかこんな場所でも…と一瞬不安がよぎります。 事前に調べて、小田代原周辺では特に熊の出没が多いと知っていたため、 今回は湯滝方面のルートを選択していましたが 歩きながら熊鈴をチャリンチャリンと鳴らして、慎重に進みます。
木道を抜けて、戦場ヶ原から湯滝へ
赤沼付近では、鉄分を多く含むため赤く見える川が印象的でした。 その先には広大な戦場ヶ原が広がり、木道の上を風を感じながら歩きます。 どこまでも続く湿原と緑のコントラストが美しく、 夏の日差しの中でも爽やかな風が心地よい時間。
やがて、目の前に現れたのは轟音を響かせる湯滝。 近づくにつれて感じる水しぶきと冷気。 水量の多さとその迫力に圧倒されました。 滝壺近くではマイナスイオンを全身で浴びるような感覚で、まさに夏の癒しスポットです。
滝めぐりで感じる奥日光の魅力
本来なら湯ノ湖まで歩くことも考えていましたが、 少し足を休めたくなり、湯滝バス停から再びバスに乗車。 その後は竜頭の滝、そして定番の華厳滝へ。 滝ごとに異なる表情を見せる水の流れに、自然の奥深さを感じます。
奥日光の夏は、涼やかで心地よい空気に包まれていました。 熊鈴の音と滝の轟き、木々を渡る風の音だけが響く中、 静かに歩く時間は心のリセットそのもの。 東京から日帰りでも行ける、自然豊かなひとり旅となりました。


















コメント