はじめて訪れた東京・御岳山。
ケーブルカーで山の中腹まで上がり、苔むす岩と清流が続く「ロックガーデン」を歩きました。
都内とは思えないほど豊かな自然に包まれながら、御嶽神社へ参拝。
はじめての山歩きに少し緊張しながらも、静けさと清らかな空気に心が整っていくような、印象に残るひとり旅の一日になりました。
御岳山へのアクセスと登山口までの流れ
2023年秋。 はじめて御岳山(みたけさん)を訪れました。 東京都内から電車でアクセスできるとは思えないほど、自然に包まれた山の聖地です。
都内からJR青梅線に乗り、御嶽駅で下車。 駅前から西東京バスに乗り換え、終点の「ケーブル下」へ。 そこから御岳登山鉄道・滝本駅のケーブルカーに乗り、山の中腹にある御岳山駅まで上がります。
はじめての御岳山で感じたこと
今回がはじめての御岳山。
「登山」とまではいかないものの、普段あまり山を歩かない私にとっては少し緊張もありました。
実際に歩き始めると、景色を楽しむ余裕がないほど足元に意識が向き、
写真を撮るよりも「しっかり歩くこと」に集中していたのを覚えています。
それでも、ふと顔を上げたときに広がる苔むした岩や清流の風景は印象的で、
「東京にこんな場所があるんだ」と何度も驚かされました。
苔むす岩と清流の道、ロックガーデンへ
御岳山駅から歩いて向かうのは、「ロックガーデン」。 天狗岩から綾広の滝まで続く約1.5kmの遊歩道で、苔むした岩々と清流が織りなす幻想的な風景が広がります。
木々の間を流れる水の音、岩の上を覆う柔らかな緑の苔──まるで森の中を静かに歩いているような感覚でした。
途中には「天狗岩」や「七代の滝」など見どころも多く、立ち止まりながら自然を堪能できます。
初心者が歩くならこのルートがおすすめ
ロックガーデンへ向かうルートはいくつかありますが、今回は御岳ビジターセンターで相談してから歩くルートを決めました。
はじめてだったこともあり、急坂や鎖場のあるルートは避け、
神代けやきを通って御嶽神社へ参拝したあと、比較的歩きやすい道で天狗岩方面へ向かうコースを選択。
七代の滝へ下る鉄階段のルートは使わず、綾広の滝から大岳道分岐を経て集落へ戻る周回ルートにしました。
ビジターセンターでは、その日の状況や体力に合わせたルートを教えていただけるので、
はじめて訪れる方は立ち寄るのがおすすめです。
御嶽神社への参拝と、山の気配
ロックガーデン散策のあと、山頂にある御嶽神社へ参拝しました。 標高929mの山頂からは、青梅や多摩の山々を見渡すことができ、空気が澄んでいてとても気持ちが良いです。
境内では、神聖な空気に包まれながら、心が静かに整っていくような感覚を覚えました。
奥には滝行も行われる綾広の滝があり、静かな水の流れとともに凛とした雰囲気が漂っています。 また、「天狗の腰掛け杉」と呼ばれる大きな杉の木もあり、山岳信仰の地らしい神秘的な空気に満ちていました。
服装と装備のリアル(行ってわかったこと)
今回は山歩きを想定してしっかりした靴と服装で訪れましたが、結果的にこれは正解でした。
ロックガーデン周辺は滑りやすい場所や段差も多く、スニーカーでも歩けなくはないものの、慎重さが必要です。
一方で、御嶽神社周辺や御岳平、宿坊エリアなどは整備されているため、観光として訪れる場合は比較的歩きやすい服装でも問題ないと感じました。
行って気づいた注意点(混雑・時間・買い物)
御嶽駅から滝本駅へ向かうバスは混雑することが多く、状況によっては増便されることもあります。
また、ケーブルカーもシーズンや休日は混み合うため、時間に余裕を持った行動がおすすめです。
帰りはバスの本数が少なく、待ち時間が発生することもありました。
そしてひとつ失敗だったのが、名物のきびもち大福。
御岳山駅では販売されておらず、滝本駅で購入できると知ったのは帰り際。
すでに売り切れていて、次回は登る前に買おうと決めました。
また訪れたくなる山の時間
今回は紅葉には少し早い時期でしたが、木々が少しずつ色づき始めていて、秋の訪れを感じました。
次は紅葉の見頃に訪れたり、いつかは宿坊に泊まって朝の御嶽神社を歩くのも良いなと思いました。
東京から日帰りで行ける距離に、こんなにも静かで癒される場所がある。 そんな発見が嬉しい、御岳山でのひとり旅でした。
アクセス情報と移動のポイント
- JR青梅線「御嶽駅」下車
- 西東京バスで「ケーブル下」へ(約10分)
- 御岳登山鉄道ケーブルカーで「御岳山駅」へ(約6分)
御嶽駅から滝本駅(ケーブルカー乗り場)へ向かうバスは混雑することが多く、 状況によっては増便されることもありますが、時間帯によっては並ぶこともあります。
ケーブルカーも観光シーズンや休日は混み合うため、時間に余裕を持った行動がおすすめです。 また、帰りはバスの本数が限られているため、乗り遅れると待ち時間が長くなることがあります。
なお、滝本駅からケーブルカー乗り場までは坂道が続き、短い距離ながらじんわりと負荷を感じる道です。 御岳山駅からビジターセンターへ向かう道も上り坂となるため、歩きやすい靴での訪問がおすすめです。
御岳ビジターセンターにはトイレもあり、ルートの相談もできるため、 ロックガーデンへ向かう前の休憩ポイントとして立ち寄ると安心です。
※ロックガーデンは滑りやすい場所も多いため、天候や足元の状況には十分ご注意ください。














📖 御岳山で過ごした時間の記録
御岳山では、季節や歩くルートによってさまざまな表情に出会えます。
ロックガーデンを歩いたこの日のほかにも、宿坊でのひとときや、渓谷の散策、別ルートからの登山など、いくつかのかたちでこの山を訪れてきました。


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