「信濃平駅から、花の駅へーー静かな田園を歩く夏の午後」

信越

飯山線の小さな無人駅からはじまる、夏の散策

長野県・飯山線の小さな無人駅、信濃平駅。
菜の花の景色が美しいと聞き、来春の下見を兼ねての散策旅。
「千曲川の景色を眺めながら、道の駅『花の駅 千曲川』まで歩いてみよう」
そんな軽い気持ちで、飯山駅に降り立ちました。

けれど、そこで気づいたのは、
目的地は「飯山駅」ではなく、ふた駅先の「信濃平駅」。
慌てて時刻表を確認すると、飯山線の本数が想像以上に少ない。
その瞬間、北飯山駅にある「高橋まゆみ人形館」への訪問は
次回のお楽しみにすることにしました。

ようやく着いた信濃平駅は、コンテナを利用した無人駅。
ホームに降り立つと、目の前に広がる田園風景と静かな夏の空気。
レンタサイクルも、バスも、タクシーも、お店もないけれど、
風に揺れながら一面に広がる稲の緑が心地よい。

駅から「花の駅 千曲川」までは、平坦な道をてくてくと。
道の両脇に広がる景色がなんとも爽快で、歩くほどに気持ちが軽くなります。
道の駅に着いた頃には、うっすら汗ばむほど。
そこで味わった地元の野菜たっぷりのランチと、食後のソフトクリームが格別でした。

モンベルのショップでは、ご当地Tシャツを見つけてひと目惚れ。
ちょっとした旅の記念を手にして、また信濃平駅へ戻ります。
小さなホームに座って見上げた空は、どこまでも澄んでいて、
“何もない”時間がこんなにも贅沢だと感じた午後でした。

訪問日:2025年6月30日
往路:東京🗼(北陸新幹線)→ 飯山(飯山線)→ 信濃平(徒歩)→ 花の駅 千曲川
 ※復路も同じルート利用

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