埼玉県飯能市の山あいにある 子ノ権現 天龍寺 と 竹寺 を巡る山行へ出かけました。
足腰の神仏として知られる子ノ権現での健脚祈願、日本一大きな鉄のわらじ。
そして竹寺でいただく精進料理──
自然と信仰に包まれながら、歩き、祈り、食を味わう。
そんな時間を通して、心身ともに整えられた一日の記録です。
念願だった飯能の山寺へ
埼玉県飯能市の山あいにある 子ノ権現 天龍寺 と 竹寺 を巡る山行へ出かけました。
どちらのお寺も檀家を持たず、参拝者のお賽銭などで維持されているとのこと。
雨で延期していた山行が、ようやく実現した一日でもありました。
竹寺で味わう精進料理と静かな時間
まず訪れたのは竹寺。楽しみにしていた精進料理をいただきました。
能登の總持寺祖院以来となる精進料理体験。
季節の素材を活かしたやさしい味付けで、歩く前の体にもすっとなじむような美味しさでした。
器には、お寺の周りに咲いている季節の花が一皿ごとに添えられていて、そのさりげない心遣いにも温かみを感じました。
料理は全体的に素朴でやさしい味わい。葉の天ぷらなど、普段あまり口にしない食材もあり、山の恵みをそのままいただくような感覚が印象に残りました。
食後には竹林の中を歩くこともでき、静かな時間がゆっくりと流れていきます。竹に囲まれた空間は、どこか外界と切り離されたような落ち着きがありました。
建物には昭和初期を思わせるような趣がありつつ、境内にはトーテムポールや鳥居もあり、少し不思議な雰囲気も感じられます。そうした要素も含めて、独特の空気を持つ場所でした。
同席した方が「これまで食べた精進料理の中で印象に残っているのは高尾山の薬王院」と話されていて、次はそちらにも足を運んでみたいと思いました。
子ノ権現で足腰の神仏に手を合わせる
竹寺から歩いて、子ノ権現へ向かいました。
足腰の神仏として知られる子ノ権現には、日本一大きな鉄のわらじが奉納されています。
健脚祈願として願掛けわらじを購入し、お願いごとを書いて境内に掛けました。
山に囲まれた静かな境内で手を合わせる時間は、歩いてきた時間も含めて、心がすっと整うようなひとときでした。
境内には大きな鉄のわらじがいくつも奉納されていて、その存在感に思わず足を止めました。長い年月を経て積み重ねられてきた祈りの形が、そのまま残されているように感じられます。
山の上にあるお寺ということもあり、周囲はとても静かで、風や木々の音がよく響いていました。参拝の時間そのものが、日常から少し離れるような感覚を与えてくれます。
山道を歩いて感じたこと
帰り道には有名な浅見茶屋の前を通りましたが、この日はお休み。現在は週に2日ほどの営業とのことで、訪れる際は事前確認が安心です。
久しぶりのアップダウンのある山道で、下りでは膝に少し負担も感じましたが、それも含めて山行らしい感覚。
歩き切ったあとの達成感が、心地よく残りました。
アクセスと訪問時のポイント
竹寺へのアクセス
・飯能駅北口から国際興業バス「名栗方面」乗車 → 「赤沢」または「小殿」付近で下車
・食事利用の場合は、セブンイレブン駐車場付近から無料送迎あり
・飯能駅・東飯能駅からは、時間固定の有料送迎も利用可能
※送迎の有無や時間は変更されることがあるため、事前に公式サイトの確認がおすすめです。
送迎を利用しない場合は、バス停から40〜90分ほど歩く山道になります。
子ノ権現へのアクセス
西武秩父線「吾野駅」または「西吾野駅」から徒歩約90分(ハイキングコース)
自然と信仰に触れる、静かな山行
竹寺で味わい、子ノ権現で祈り、山道を歩く。
そんな一連の流れの中で、心と体を整えることができた一日でした。

















🌿 東京近郊で静かな山あいを歩くひとり旅
山あいの静けさや、自然の中で過ごす時間が印象に残った今回の山行。
同じように、ゆるやかに歩きながら里山の空気に触れられる場所として、檜原村・藤倉地区を訪れた記録もあります。


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