三重県大紀町に鎮座する、伊勢神宮の別宮・瀧原宮。
電車本数が少なく訪れるのが難しいと聞いていましたが、2023年2月、夫の運転でようやく参拝が叶いました。古来より「遥宮」として特別視されてきた場所で、踏み入れた瞬間に空気が変わる──そんな神域で感じた時間をお届けします。
伊勢神宮の別宮・瀧原宮とは
三重県度会郡大紀町にある瀧原宮は、伊勢神宮の別宮のひとつ。ほかの別宮とは離れた場所にあるため、「遥宮」とも呼ばれ、古来より特別な信仰を集めてきました。
JR滝原駅から徒歩20分ほどですが、電車は1時間に1本ほどとアクセスが難しいため、今回は夫の運転する車で訪れることにしました。
ゼロ磁場のパワースポット
瀧原宮は強いエネルギーが流れる場所として知られています。殻の断層が交わる地点で、磁場の影響が少なくなる「ゼロ磁場」であることから、心身が整う場所とも。
参道に「ねじれ杉」があると言われていますが…事前に調べておらず、気づかずに通り過ぎてしまいました。次回はしっかり目を凝らして探してみたいと思います。
参道に一歩踏み入れると、空気が変わる
鬱蒼とした杉の森に囲まれ、清らかな空気が満ちています。鳥居をくぐった瞬間にふわりと体が軽くなるような、不思議な感覚。
周囲を流れる清流のせせらぎ、風で揺れる葉の音、そして時折響く鳥の声。どれも優しく心に届きました。
静かさに包まれて、本殿に参拝
瀧原宮と瀧原竝宮の2つの社殿が並び、それぞれに丁寧に参拝。 人気観光地のような賑やかさはなく、ただ静かに向き合える時間が流れています。
森林の中に佇む社殿は、まるで自然そのものが御神体であるかのよう。深呼吸するだけで心が整っていきました。
夫婦旅として訪れてよかった場所
電車ではなかなか来られないこの神域。車で連れてきてくれた夫に感謝しながら、ゆっくりと参道を歩きました。
派手な観光ではないけれど、静けさの中にある癒し――。 夫婦で訪れて、その良さがより深く感じられる場所でした。








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