春のひとり旅で山梨県へ。ずっと見てみたかった「わに塚の桜」がちょうど見頃と聞き、東京を出発しました。田園の中にぽつんと立つ樹齢約330年の一本桜。富士山こそ雲に隠れてしまったものの、どこから見ても絵になる姿に見惚れてしまいました。桜のあとは、徒歩で武田八幡宮へ。春限定の御朱印や文化財に囲まれた静かな境内が、さらに特別な旅時間をくれました。東京発ひとり旅で出会う春の景色を記録します。
東京発、春のひとり旅で山梨へ
2025年4月。お花巡りを目的に、山梨県の「わに塚の桜」へ行ってきました。現地の係の方によると、この日は八分咲きとのこと。それでも、遠くからでも存在感のある一本桜が田園の真ん中に堂々と立っていて、思わず何度もシャッターを切りたくなる景色でした。
樹齢330年の一本桜「わに塚の桜」
わに塚の桜は、約330年を生きてきたエドヒガンザクラ。樹高は約17m、根回り約3.6m。北杜市の指定文化財にもなっている桜です。
1本だけなのに、どうしてこんなに絵になるんだろう?時間を忘れて、桜の周りを歩きながらいろんな角度から撮影。途中から雲が広がってしまい、富士山は雲の中でしたが、それでも曇天の桜にも独特の迫力がありました。
ちなみに、日によってライトアップが行われることもあるそうですが、公共交通利用での訪問だと時間帯が難しそうでした。
徒歩で武田八幡宮へ
桜のあとは、徒歩で行ける距離にある「武田八幡宮」へ向かいました。境内には文化財指定を受けた建造物がいくつもあり、静かで厳かな空気が漂っていました。
春の時期には限定御朱印があるようで、拝受された方に見せていただくと、本物の桜の花がゆらゆら揺れる仕掛けになっていて感動。思わず「かわいい…!」と声が出てしまいました。
裏手に広がる登山道と白山神社
神社の裏には獣よけ柵があり、その先の登山道を進むと城跡や白山神社に繋がっているとのこと。今回は時間の都合で行けませんでしたが、季節を変えて訪れたくなる場所でした。
ひとり旅で味わう静かで贅沢な春の時間
誰にも急かされず、ただ桜を眺めて歩く時間。さりげなく立ち寄った神社で出会う限定御朱印。華やかさよりも静かさが心に残る、特別なひとり旅でした。

















コメント