雪の山寺で1年を締めくくる旅。どこかにビューーンで訪れた山形の冬

冬の旅

2024年最後の旅は、JR東日本の「どこかにビューーン」で偶然決まった行き先・天童駅。
思いがけない出会いと、冬の山形の澄んだ空気に包まれた1日。雪が残る山寺を歩き、歴史ある文翔館をめぐる——そんな心静かな冬の旅の記録です。


2024年最後の旅は、JR東日本の「どこかにビューーン」で行き先が決まった天童駅🚉。
せっかくなら山寺(立石寺)に行きたいと思い調べてみると、天童駅からの山寺方面行きのバス🚌はすでに廃止。そこで山形駅で途中下車し、仙山線に乗り換えて山寺駅へ向かうことにしました。

旅行前に観光協会から「雪は少ないけれど凍っている」と聞いていたので、軽アイゼンをリュックに入れ、雪山に行くような装備で出発🚶‍♀️
実際には雪用のモンベルの靴で十分で、軽アイゼンの出番はありませんでした。

山寺の入り口には「登山口」と書かれた看板🪧。急な階段が約1,000段も続くとあって、まさに修行の道のよう。
そんな中、偶然にも地元の観光ガイドさんに声をかけていただき、奥の院までマンツーマンで案内していただくことに🙏

岩に直接刻まれた石塔婆や、車輪の付いた木の卒塔婆など、見どころや由来を丁寧に説明してくださりながら進みます。
そして、奥の院近くで見つけたのが“郵便ポスト📮。なんと平日1日1回集荷があるそうで、こんな山の上からも手紙が出せることにびっくり😮

帰り道は冷たい風が心地よく、登りの疲れもすっかり吹き飛びました。途中で見かけた巨大な芋煮鍋の展示(2代目)も山形らしい光景☺️

下山後は、新幹線🚄の時間まで山形市内を観光。
訪れた文翔館は大正5年建造の旧県庁舎と議事堂で、映画『るろうに剣心』のロケ地にもなった場所。重厚な造りと美しいステンドグラス、そして当時の雰囲気をそのまま残す室内は見応えがありました。

静かな冬の山形で、歴史と人の温かさに触れた年末の旅。
どこかにビューーンが導いてくれた偶然の出会いに、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

塔婆に車輪が付いているのは初めて見ました
芋煮鍋(2代め)

訪問日:2024年12月21日(土)
往路:東京🗼(東北新幹線)→ 山形(仙山線)→ 山寺(徒歩)→ 立石寺こと山寺
復路:山寺(仙山線)→ 山形(徒歩)→ 市内散策 → 山形(東北新幹線)→ 東京🗼

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