金沢から日帰りで、世界遺産・五箇山と白川郷、そして飛騨高山へ──。2023年3月、JR西日本の定期観光バス「世界遺産の五箇山と白川郷を巡る3つ星街道バス」に乗って、冬の合掌造り集落と古い町並みをめぐるひとり旅をしてきました。雨まじりの寒空の下で見た静かな村の景色は、心に残る時間となりました。
金沢駅から出発。3つ星街道バスで世界遺産をめぐる
金沢駅から人気の観光地を日帰りでめぐる定期観光バス「世界遺産の五箇山と白川郷を巡る3つ星街道バス」。合掌造り集落が印象的な世界遺産・五箇山、白川郷、そして飛騨高山を一日で訪れることができます。金沢から効率よく巡れるこのコースは、ひとり旅にもぴったりです。
五箇山・上梨で「こきりこ踊り」と出会う
最初の訪問地は、五箇山・上梨集落。村上家当主による民謡「こきりこ踊り」を鑑賞しました。雪解けの水が流れる静かな村に響く唄と三味線の音色が、まるで時間をゆっくりと戻してくれるような感覚に。
当日は気温1度、時折みぞれ混じりの雨。合掌造りの屋根に水滴が光り、しっとりとした冬の風景が広がっていました。観光客も少なく、より静かな雰囲気を楽しめました。
五箇山豆腐との出会い
上梨では前から気になっていた五箇山豆腐を購入。崩れないほどしっかりとした硬さで、ずっしりと重みがあります。3日間の日持ちということで、まずは塩でいただきましたが、素朴で濃い味わい。以前訪れた相倉や菅沼の集落では販売されていなかったため、ようやく出会えた一品でした。
雨の白川郷、そして飛騨高山へ
続いて訪れた白川郷はあいにくの雨。霧がかかる合掌造りの集落は幻想的で、どこか物語の世界のようでした。人影もまばらな静かな白川郷を傘をさして歩く時間は、雨の日ならではの味わい。
旅の終わりは飛騨高山。古い町並みを歩くと、レトロな木造建築や看板が残り、まるで昭和の時代にタイムスリップしたような気分に。思わずカメラを向けたくなる風景が続きます。
金沢からの日帰りひとり旅として
世界遺産を一度にめぐれるこのバス旅は、ひとり旅でも安心して参加できるのが魅力。効率的に移動しながらも、それぞれの土地でゆっくりと散策が楽しめました。冬の雨のなか、静かな合掌造りの村に佇む時間──金沢から少し足をのばすだけで、心が満たされる旅になりました。




















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