敦賀駅前「ちえなみき」を訪問|3万冊の本が並ぶ公設民営型書店とカフェ

敦賀駅前のちえなみきにある木の枝のように広がる書棚 北陸

金沢滞在中に敦賀へ足をのばし、駅前の「ちえなみき」を訪れました。 日本初の公設民営型書店として誕生したこの空間は、約3万冊の本とカフェ、読書スペースを備えた“知の拠点”。 旅の途中に立ち寄りたい、静かで心地よい時間を過ごせる場所です。


中池見湿地から敦賀駅前の「ちえなみき」へ

2023年9月、福井県敦賀市の中池見湿地を訪れた際、帰りにぜひ立ち寄ってほしいとすすめられたのが、敦賀駅前にある「ちえなみき」でした。

ちえなみきは、2022年9月1日に開業した公設民営型書店「TSURUGA BOOKS & COMMONS」です。 敦賀駅から徒歩約1分の場所にあり、約3万冊の本を扱うほか、カフェや読書スペースなども備えています。

訪問したのは北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業する前で、敦賀駅には2024年春の開業を知らせる案内が掲げられていました。

木の枝のように広がる書棚と吹き抜けの空間

館内に入ると、まず目を引いたのが、吹き抜けの空間に設けられた大きな書棚でした。 壁面いっぱいに本が並び、木の枝を思わせる照明付きのデザインが施されています。

ちえなみきの空間デザインには、「World Tree ~世界樹~」というコンセプトが取り入れられています。 世界を一本の大樹に見立て、木をモチーフにした空間を通して、敦賀に根差した知の拠点を表現しているそうです。

上階から見下ろすと、書棚の上部が幾方向にも枝分かれし、その下に数多くの本が並んでいる様子がよくわかりました。 壁面の本棚にも木の枝のような意匠があり、館内全体で統一されたデザインになっています。

約3万冊の本が並ぶ館内と読書スペース

ちえなみきでは、新刊書籍だけでなく、古書や絶版本、洋書なども取り扱っています。 一般的な書店とは異なり、「世界知」「日常知」「共読知」という独自の考え方で本が分類されているのも特徴です。

館内には本を手に取って読めるスペースが各所に設けられていました。 書棚の一部には座って読める場所が組み込まれており、本棚そのものが読書スペースになっているような造りも印象的でした。

また、館内には丸窓を設けた壁や、階段に沿って高く伸びる本棚などもあり、場所によって異なる空間の表情を楽しめます。

カフェでお茶を飲みながらひと休み

館内には、日本茶や抹茶スイーツなどを提供する「中道源蔵茶舗」のカフェもあります。

私もカフェでお茶を飲みながら、しばらく館内で過ごしました。 本を購入するだけでなく、気になる本を手に取ったり、席に座って読んだりできるため、列車の待ち時間などにも利用しやすい施設だと思いました。

館内にはワークスペースや子ども向けのエリアもあり、読書以外にもさまざまな過ごし方ができるようになっています。

ちえなみきの基本情報・アクセス

所在地:福井県敦賀市鉄輪町1丁目5番32号
アクセス:JR敦賀駅から徒歩約1分
営業時間:10:00〜20:00
定休日:月1〜2回の不定休
公式サイト:ちえなみき

営業時間や休業日は変更される場合があるため、訪問前に公式サイトで確認してください。

敦賀駅前にある公設民営型書店ちえなみきの外観
ちえなみき館内の丸窓が並ぶ壁面と木を使った内装
ちえなみき館内の木の枝を思わせる照明と壁面書棚
木の枝をモチーフにした壁面のデザイン
ちえなみきの吹き抜けに設けられた階段と壁一面の本棚
ちえなみきの上階から見た木の枝のように広がる書棚
上階から眺めた書棚。世界樹をコンセプトにした空間

🚶 敦賀であわせて訪れた場所

ちえなみきを訪れる前には、敦賀の町を散策し、中池見湿地にも足を運びました。 同じ日に訪れた敦賀の町や湿地の様子も紹介しています。

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