金沢滞在中に敦賀へ足をのばし、駅前の「ちえなみき」を訪れました。 日本初の公設民営型書店として誕生したこの空間は、約3万冊の本とカフェ、読書スペースを備えた“知の拠点”。 旅の途中に立ち寄りたい、静かで心地よい時間を過ごせる場所です。
敦賀駅前にある「ちえなみき」とは
敦賀駅前にある「ちえなみき」は、徒歩1分の場所に位置し、2022年9月1日にオープンした「TSURUGA BOOKS & COMMONS」。 北陸新幹線の延伸を見据えて整備された、日本初の“公設民営型書店”です。 書店でもあり図書館でもあり、そのどちらでもない新しい“知の拠点”として誕生しました。
3万冊の本に囲まれる空間と過ごし方
館内には約3万冊の本が並び、自由に手に取って読むことができます。 購入はもちろん可能で、新幹線の時間を待ちながらカフェでコーヒーを飲みながら読書を楽しむこともできました。 学習スペースや親子で過ごせるエリアもあり、世代を問わずゆったりとした時間が流れています。
ゆったり過ごせる読書空間と館内の魅力
館内は席の間隔にもゆとりがあり、周囲を気にせずゆっくりと過ごせる空間が広がっていました。 読書スペースも館内のあちらこちらに設けられており、気になる本を見つけたら、その近くで腰を下ろして読むことができます。 購入しなくても自由に手に取って読めるため、旅の途中でも気軽に立ち寄れるのが印象的でした。
「ちえなみき」という名前の通り、本棚のデザインも印象的でした。 棚の中には引き出しがあったり、座って読書ができる椅子が組み込まれていたりと、本棚そのものがひとつの居場所のようになっています。 本棚の中に入り込むようにして本を読む体験は、他ではなかなか味わえないものでした。
館内は2階建てになっており、上階にはイベントスペースや子ども向けのエリアも設けられていました。 世代を問わず、それぞれの過ごし方ができるよう工夫された空間になっています。
“知の波”を感じる書棚デザイン
特に印象的だったのは、上階から見下ろしたときに広がる書棚の造形でした。 まるで木の根のように、あるいは波のように空間全体へと広がるそのデザインは、ひとつのアート作品のようにも感じられます。
この造形は「知が波のように広がる様子」を表現しているそうで、“ちえ(知恵)の波”という名前を体現しています。 本を手に取りながらその景色を眺めていると、知識が人から人へ、街へと広がっていくような感覚がありました。
旅の途中に立ち寄りたい静かな癒しの場所
落ち着いた照明と木の温もりに包まれた空間で、旅の途中とは思えないほど心が安らぎました。 「本」と「まち」と「人」がつながるこの場所は、訪れる人に新しい発見と対話を生む場所です。 敦賀に訪れたら、ぜひ立ち寄ってほしいスポットです。 駅前にありながら、旅の流れの中でふっと心を整えられるような、静かな時間が流れていました。
こんな人におすすめ
- 本に囲まれた空間でゆっくり過ごしたい方
- 旅先で静かな時間を楽しみたい方
- カフェ+読書の時間が好きな方
ちえなみきの基本情報
所在地:福井県敦賀市鉄輪町1丁目
アクセス:JR敦賀駅から徒歩約1分
営業時間:10:00 〜 20:00(※訪問時点)
定休日:不定休(月1、2回)





📖 敦賀であわせて訪れた場所
この日は、敦賀の町を歩き、中池見湿地で自然の静けさにふれたあと、ちえなみきでゆっくりと一日を締めくくりました。
それぞれに異なる空気を感じられた、敦賀での一日の記録もよろしければご覧ください。


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