2024年2月。冬の早朝、高尾山口駅から高尾山6号路を歩いて山頂を目指しました。 6号路は沢に沿って登る区間が多く、途中には琵琶滝があり、山頂手前では長い階段を登ります。
帰りは1号路を下り、途中で髙尾山薬王院を参拝しました。 早朝の6号路と、登山者が増えてきた時間帯の1号路では、道の様子や雰囲気も大きく変わりました。
高尾山口駅から6号路へ
高尾山へは新宿から電車で約1時間。 京王線の高尾山口駅からケーブルカーの清滝駅までは、歩いて5分ほどです。
今回はケーブルカーには乗らず、清滝駅付近から6号路へ入りました。 6号路は「びわ滝コース」とも呼ばれ、沢に沿って山頂を目指す登山道です。
清滝駅の左側へ進むと6号路の入口があります。 近くには稲荷山コースの登山口もあるので、歩き始める前に案内表示を確認しました。
6号路は全長約3.3kmで、山頂までの上りの所要時間は約1時間40分が目安です。 この日は混雑を避けるため、早朝から歩き始めました。
6号路の途中にある琵琶滝
6号路を進んでいくと、途中に琵琶滝があります。 琵琶滝は髙尾山薬王院の水行道場のひとつで、滝に打たれて心身を清める滝行が行われています。
滝の前には注連縄が張られ、石碑なども並んでいました。 琵琶滝では一般の人も所定の手続きや指導を受けて滝行を体験することができます。
沢に沿った登山道を歩く
琵琶滝を過ぎると、沢に沿った登山道をさらに登っていきます。 場所によっては登山道のすぐ脇を水が流れ、石の上を歩くところもありました。
冬でも足元が湿っている場所があるため、滑らないように足元を確認しながら進みます。 6号路は沢沿いの道や石のある場所など、歩くにつれて登山道の様子が変わっていきます。
以前、舗装された1号路を登ったことがありますが、坂道を淡々と登り続けるのが思った以上にきつく感じました。 その点、6号路は道に変化があり、歩いていて楽しく感じます。 土の道が多いため、私には舗装路よりも足への負担も少なく感じられました。 ただし、山頂手前には長い階段が待っています。
途中で休憩していると、ひとりで登ってきた年配の女性と話す機会がありました。 毎月高尾山に登り、「今月も登れた」と感謝して、帰りに麓で蕎麦を食べるのを楽しみにしているそうです。
山頂手前は長い階段が続く
沢沿いの道を登っていくと、山頂が近づくにつれて道の様子が変わり、長い階段が現れました。
階段は一度で終わるわけではなく、その先まで続いています。 沢沿いを歩いてきた6号路の終盤で、この階段を登って山頂へ向かいました。
高尾山山頂に到着
長い階段を登り終え、9時前には高尾山の山頂に到着しました。 高尾山の標高は599.15mです。
この日は雲が多く、残念ながら富士山を見ることはできませんでした。 それでも山頂からは、周囲の山並みを見渡すことができました。
早い時間だったため山頂はまだ比較的空いていましたが、高尾山ビジターセンターは開館前でした。 開館は10時からなので、混雑を避けて歩けたのはよかったものの、ビジターセンターを見学するには早すぎる時間でした。
下山は1号路へ、髙尾山薬王院を参拝
山頂からの下山には、登ってきた6号路ではなく1号路を選びました。 1号路を下る途中にある髙尾山薬王院にも立ち寄ります。
境内には朱塗りの建物が並び、天狗像の姿も見られました。 髙尾山薬王院では天狗が御本尊の飯縄大権現の随身とされていて、境内の各所でその姿を見ることができます。 沢や森の中を歩いてきた6号路とは、景色が大きく変わります。
建物を飾る色鮮やかな彫刻
薬王院では、建物の軒下や壁面に施された彫刻にも目が留まりました。 見上げると、龍などを表した立体的で色鮮やかな装飾がいくつもあります。
1号路を下って高尾山口へ
薬王院を出たあとは、そのまま1号路を下りました。 1号路は舗装された道が続くため、下りでは歩きやすいものの、長く歩いていると足への負担を感じます。 土の道が多かった6号路とは、足元の感触もかなり違いました。
時刻は9時を過ぎ、登ってくる人も増えていました。 早朝に歩き始めた6号路に比べると人が多く、外国から訪れた人の姿も見かけました。
ケーブルカー高尾山駅近くまで下りてくると、高尾山名物の「天狗焼き」を販売する高尾山スミカがあります。 天狗焼きは機会があれば食べてみたいと思っていましたが、この日はまだ営業時間前でした。 早朝は混雑を避けやすい一方、ビジターセンターや店を楽しむには早すぎることもあります。
そのまま1号路を下って高尾山口へ戻りました。 下山後は、6号路で出会った女性の話を思い出し、「高橋家」で蕎麦を食べました。







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