2023年11月、奥多摩にある日原鍾乳洞を訪れました。
平日だったため、奥多摩駅から西東京バスで鍾乳洞近くまで移動。洞内には狭い通路や急な階段、足元が濡れている場所もあり、想像していた以上に変化のある見学コースでした。
特に印象に残ったのが、狭い通路を進んだ先に現れる大きな地下空間です。階段が設けられた岩壁を色の変わる照明が照らし、それまで歩いてきた場所との広さの違いにも驚きました。
奥多摩駅からバスで日原鍾乳洞へ
日原へ向かうバスは、山あいの細い道を進みます。私が乗ったときは、運転手さんのほかに安全確認をする乗務員の方も乗っていて、道幅の狭い場所や対向車とのすれ違いなどを確認していました。
この日は終点の「鍾乳洞」バス停まで利用でき、下車後は徒歩約5分で日原鍾乳洞へ向かいました。
鍾乳洞の入口付近まで来ると、渓流に架かる橋を渡って見学エリアへ。周囲を山と岩壁に囲まれた場所に日原鍾乳洞があります。
日原鍾乳洞へ|黒っぽい岩肌が意外だった
鍾乳洞に入って最初に意外だったのが、岩肌の色でした。
私はそれまで鍾乳洞というと白っぽいつららや柱をイメージしていたのですが、日原鍾乳洞では黒っぽく見える岩肌が多く、「鍾乳洞ってこんなに黒いものなの?」と思ったのを覚えています。
洞内には照明が設置され、場所によって岩肌の見え方も変わります。一方で、通路は広い場所ばかりではなく、狭く感じるところや頭上が低いところもありました。
また、洞内では天井から水滴が落ちてくることがあり、足元が濡れている場所もあります。歩くときは頭上だけでなく、滑らないよう足元にも注意が必要でした。
狭い通路と低い天井|頭上と足元に注意
洞内を進んでいくと、通路が細くなったり、天井が低くなったりする場所があります。
近くを歩いていた男性が岩に頭をぶつけ、「痛い」と声を上げていたこともありました。私も頭上が気になったため、途中から帽子をかぶって歩きました。
鉄製の階段を上り下りする場所もあり、濡れた足元では特に慎重に進みました。場所によっては足元を確認しながら歩いたほうが安心です。
また、狭い通路を歩いていると、周囲にまったく人の気配がなかったら少し心細いだろうな、と感じる場所もありました。この日はほかにも見学者がいて、ときどき人の声が聞こえたので、その点では安心して歩けました。
狭い通路の先に現れる「死出の山」
日原鍾乳洞で特に印象に残ったのが、「死出の山」と呼ばれる大きな地下空間です。
それまで通ってきた場所とは一転して視界が大きく開け、岩に囲まれた空間の中に階段が設けられています。自然にできた洞窟の中にこれほど大きな空間があることにも驚きました。
この場所では岩壁がライトアップされ、照明の色が次々と変化します。狭い通路を歩いてきたあとだったこともあり、大きな空間が目の前に現れたときは思わず「おお」と声が出そうになりました。
階段を上った先には「さいの河原」や縁結び観音もありました。名前だけを見ると少し不気味な「死出の山」ですが、日原鍾乳洞の中でも今回の見学で最も印象に残った場所でした。
水琴窟を見て新洞へ
洞内には水琴窟や仏像などを見る場所もありました。
さらに進むと新洞へ。ここでは急な階段が続き、それまで以上に上下移動が多くなります。
鍾乳洞を出て梵天岩へ
日原鍾乳洞を見学したあとは、近くにある梵天岩まで歩きました。
梵天岩は、周囲の山の中から大きな岩が突き出すように見える場所です。鍾乳洞の中だけでなく、外に出てからも日原の岩の多い地形を見ることができました。
梵天岩を見たあと、「この先には何があるんだろう」と、さらに道の奥へ少し歩いてみました。特に観光スポットがあったわけではありませんが、道の周囲には切り立った岩壁が迫り、山に囲まれた日原の景色を見ることができました。
日原鍾乳洞を歩くときの服装と注意点
日原鍾乳洞の洞内は年間を通して約11℃です。特に夏は外との気温差が大きくなるため、羽織れるものがあると安心です。
また、洞内では天井から水滴が落ちてくることがあり、私が訪れたときも通路の一部が濡れていました。滑りにくく歩きやすい靴がおすすめです。濡れるのが気になる場合は、フードのある上着などがあると便利だと思います。
鉄製の急な階段もあり、頭上が低い場所もあります。時間に余裕を持ち、頭上と足元を確認しながら歩くと安心です。
奥多摩駅から日原鍾乳洞へのアクセス
日原鍾乳洞へは、JR青梅線の奥多摩駅から西東京バスを利用できます。
平日は「鍾乳洞」バス停まで運行され、下車後は徒歩約5分です。土曜・休日は「東日原」バス停が終点となり、日原鍾乳洞までは徒歩約25分です。
運行区間や時刻は変更される場合があるため、訪問前に西東京バスの最新の時刻表を確認しておくのがおすすめです。







🌿 奥多摩の湖・滝・山あいを歩く
奥多摩では、湖に架かる浮橋や山あいの寺、沢沿いに続く滝など、公共交通と徒歩で訪ねられる場所を歩いています。
日原鍾乳洞とあわせて、奥多摩を歩いた記録も紹介します。


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