「国宝の火焔型土器と出会う ─ 十日町市博物館で感じた縄文の美」

アートと文化

国宝の火焔型土器を一目見たくて訪れた新潟県十日町市。
以前は休館日にあたり見られなかった念願の展示に、ようやく会うことができました。
炎のように立ち上がる造形美、5,000年前の人々の感性──。
その迫力と美しさに、思わず息をのむひとときでした。


国宝の火焔型土器を見たくて、新潟県十日町市にある「十日町市博物館」へ🚃
前回、越後妻有里山現代美術館 MonETを訪れた際は休館日で叶わなかったのですが、今回はようやく実現❣️ そして、思っていた以上に素晴らしい展示に感動しました✨💕

この火焔型土器は、新潟県で唯一の国宝✨
十日町市博物館は「国宝・火焔型土器のふるさと ― 雪と織物と信濃川 ―」をテーマにした博物館で、縄文文化から織物文化まで、地域の歴史が丁寧に紹介されています。

火焔型土器とは、約5,000年前の縄文時代中期に作られた土器で、炎のように立ち上がる突起が特徴🔥 十日町市の笹山遺跡から出土したこれらの土器は、1999年に国宝に指定されました。
燃え盛る炎のようなデザインを目の前にすると、当時の人々の想像力と美意識に驚かされます。
しかもこれが、調理用の“鍋”として使われていたというから、また驚きです😲💕

また、博物館のあるエリアには、かつて千手発電所の資材を運ぶために敷設された線路跡を整備した「十日町市緑道(石彫プロムナード)」があります。
緑道沿いには個性的な石彫作品が並び、散歩しながらアートを楽しむことができます🚶‍♀️✨
博物館のすぐそばには「十日町情報館」という図書館があり、映画『図書館戦争』のロケ地にもなったそうです📚 撮影は許可制とのことで写真はありませんが、建物もとても印象的でした☺️

炎のような造形美に息をのんだ国宝の展示、
そして自然とアートが調和する街並み──。
夏の十日町は、歴史と文化が静かに息づく素敵な場所でした💓

訪問日:2025年8月20日(水)
東京から上越新幹線で越後湯沢駅下車。ほくほく線に乗り換えて十日町駅下車。日帰り旅行。



🍃 「十日町をめぐる夏のひとり旅」シリーズ 🍃

新潟県・十日町で過ごした夏の一日。
緑に包まれた静かな神宮寺から始まり、
森にたたずむ「星と森の詩美術館」、
そして国宝・火焔型土器に出会った十日町市博物館へ――。
自然と文化がやさしく溶け合う十日町を、ゆっくりとめぐるひとり旅でした🌸


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